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茨城県産の新米おいしゅうございます

9月24日 How  are   you  doing

自作の23年産米。台風の21日夜、風が収まったあたりユーパックで届きました。
玄米90kgが分配量。「茨城の米」と印刷された30kg入りの米袋がパンパンして。
袋を開けば、玄米が薄茶色に、輝いております。放射性物質「検出せず」という
県の検査結果が、われらの田圃のある小美玉市のサンプリングで出た米です。
検出限界値(放射性セシウムが20ベクレル/kg)に対して「検出せず」なので、
「0」ではないのでしょうが、「安心安全」な米、と考えていいですね。

23日、玄米白米フィフティ・フィフティで炊いて「新米」を賞味しました。よーく噛んで
味わって。20回も噛むほどに、玄米ならではの「甘いご飯」の味を堪能しました。
以上、「茨城の米」のご報告です。         (9/24 宮崎記す)

これは凄い!「セシウム除去 最短15秒」という日経新聞の情報

9月23日 How are you doing
 
表題の見出しの日経新聞9/21朝刊の記事。眼を皿にして読みました。
「磁石持った微粒子使用」「慈恵医大」の小見出しもある記事、以下です。

東京慈恵会医科大学の並木禎尚講師らは磁性をもったナノ(10億分の1)
メートルサイズの微粒子を使い、放射性物質を効率よく除去する方法を
考案した。海水や牛乳、血液の液体成分から、最短15秒で99.9%取り除
けるという。東京電力福島第一原子力発電所の放射性物質で汚染された
水や土壌の除染などに役立つと見ている。
がんの治療薬を患部に届けるDDS(薬剤送達システム)のために開発した、
直径70~80ナノメートルの磁性結晶を使った。化学物質で覆ってからセシ
ウム吸着材のプルシアンブルーやゼオライト微粉末をくっつけ、直径200~
400ナノメートルの微粒子とした。
実験では試験管内で非放射性のセシウムを入れた海水と牛乳、牛の血清に
別々に混ぜ、市販品と同程度の強さの磁石を近づけた。すると15~60秒で
99・9%のセシウムを回収できた。
ゼオライト鉱物で放射性物質を除去する従来法では回収が難しく6時間以上
かけて沈殿を待つ必要があるという。今回の方法は微粒子によって表面積が
増え吸着効率が上がるほか、磁石で容易に回収でき維持管理も容易だとし
ている。

記事は以上で、実際にどう使うのか、あるいはコストはどうなのか、といった
説明がなく、いまひとつはっきりしない情報ですが、面白いのは間違いないと
言えそう。ナノ技術の可能性、さらには先端技術の実用面での多用性もまた
面白い。除染での実用化の記事を待ちつつ、情報をほじってみなければなり
ませんね。                 (9/23 宮崎記す)          

今日当たり届く自作の23年新米を玄米で食うぞ

9月21日 How are you  doing

茨城県小美玉市の田圃でつくった自作の米は、地元の農家に頼んでコンバイン
で収穫してもらったのが17日、続けて脱穀してもらい、今日21日当たり宅配便で
届ける--という連絡が17日にありました。玄米が米袋で届くわけです。いまか
いまかと待っていますが、台風が接近中だし、遅れるかもと気をもんでいます。

小美玉市の米は、茨城県の調査によって放射性物質は放射性セシウム・ヨウ素
などを「検出せず」だったことが県のHPで公表されています。安心して自作米が
食べられるます。収量は昨年並みだったとの連絡ですが、味はどうか・・・まずは
玄米で食べてみるつもりです。

米は、玄米の糠層を摺り落とした白米で食べる消費パターンが主流ですが、栄養
価は玄米が圧倒的に優れているのは周知の通り。それは、糠や胚芽部を残して
食べるからで、ここにビタミンB1を始めとしたビタミン類、糖質、タンパク質、脂質、
ミネラル、食物繊維などの栄養素がたっぷり含まれているからです。玄米は、白米
よりビタミンB1は4倍強、B2は2倍、脂質、リン、鉄は2倍強と言われます。ビタミン
B1が不足すると、かっけという病気になります。白米食が急普及した江戸時代に
かっけが大流行し「江戸わずらい」と言われましたね。かっけにならないよう、膝を
棒で叩いて下脚がパーンと跳ね上がるかどうかを調べてチェックした昔のことをご
記憶のことも多いでしょう。

前回触れた『食べて治す医学大事典』によるとーービタミンB1は米の糖質をエネル
ギーに変える働きがあり、<疲労回復>に有効です。また、食物繊維は不消化
ですが、そのおかげで腸壁を刺激し腸の蠕動運動を促し、<便秘の解消>効果
があり、さらに<大腸ガンの予防>効果もあります。
糠層と胚芽部には植物油が多く、リノール酸とビタミンをたっぷり含んでいるので、
<動脈硬化や老化の防止>の効果があります。また、オリザノールという物質に
よって<自律神経失調症やノイローゼの予防>の効果があります。そして、大食
をしなくなるので、<肥満防止>にも効果があります。

以上のごとく玄米の効能が沢山指摘されています。白米がご飯にしたとき白く光っ
ていて見た目が綺麗だし食べやすいというのは争えない食感覚ですが、これほど
玄米の効果を確認すると、はやり玄米だな、と思わされてしまいませんか。100%
玄米が食べづらいという向きには、白米と半々がオススメと、「NPO食と農」による
討論会「放射能汚染問題と向き合い、われら食と農を語る」(当サイトなどで公開)
で、漢方薬局を営む薬剤師の松下元之さんが話していました。ご参考にして下さい。  
                             (9/21 宮崎記す)

茨城県小美玉市で作っている米の「安全」確認ができいよいよ収穫

9月17日 How are you  doing

★茨城県小美玉市の田圃で、週末農業の有志(NPO食と農のメンバー)が30aの
水田を借りて「米作り」をしています。今年で16作目の22年産米をまもなく収穫
します。あと1週間ばかりで、新米が食べられるぞ! とワクワクです。
放射能汚染が心配でしたが、茨城県による全県全地点での放射性物質の線量
検査の結果、小美玉市では放射性セシウムは「検出せず」(8/30)でした。県も
同日、出荷OKの宣言を出しました。「検出せず」の内容は、検査下限値が20Bq
なので、それ以下ということです。もしかしたら19Bqかもしれず、あるいは0以下
かもしれない、ということを意味します。
食品衛生法の暫定基準は、米は500Bqなので、この検査はひとまず安心できる
ものと見ていいでしょう。なお他の放射性物質もありますが、例えば放射性ヨウ素
は半減期が8日と短いため問題ナシ、と見ていいですね。原発から遠く飛散する
放射性物質としては食品の安全性を考える上では、放射性セシウム134・137を
検査すればまずは問題ない、というのが一般的な考え方です。

★ついでに、茨城県石岡市のNPO農場で作っているサツマイモはどうか。これも
県の検査で、すでに放射性セシウムは「検出せず」の結果が出ています。ジャガイモに
関してはさる7月、「財団法人 日本食品分析センター」に依頼しNPO独自の調査
をしましたが、この欄でも書いた通り放射性セシウム・放射性ヨウ素とも「検出せず」
の結果となり、県のサツマイモでの検査結果と符合します。サツマイモについても
独自の検査をやるつもりでしたが、先行してなされた県の検査で(近くの畑のイモ
いうことになりますが)安全確認は出来た、と見てよく、独自検査はナシにします。
今月中旬から収穫し順次、産直での供給、そして東日本大災害被災地への農産
物支援を開始しようと計画しています。

PS)茨城県小美玉市の田圃は借地で、数年前から近所の農家にコンバインによる
収穫と、脱穀を依頼しています。昔は、20人もが出て稲刈りをし、稲架(はさ)掛けを
して米を自然乾燥させて脱穀(してもらう)、という手間をかけて楽しんでいましたが、
稲架が台風で倒れたりといった厄介ごとが出たり、一方メンバーが高齢化してきた
ことなどのため、現在では「田植え」とその後の耕作管理(草取りとか、畦の草刈り)
を有志がやる、という状態になっています。実は、ここにも農業の高齢化の問題の
一端が出ているのです。
「米作り」は米の字が「八十八」と書くごとく、苗作りから脱穀までの作業は大変なの
です。小生は、今年の田植えにも用事が重なり出られませんでした。費用の分担金
だけ出して、自作という名の新米を食べる・・・わけです。グシュっ。
                                 (9/17 宮崎記す)

三陸のカキ養殖を高台で

9月16日 How are you doing

三陸のカキ養殖に関する、今日16日の新聞のニュース・話題を2つ。

★読売新聞(1面)→→カキやホタテの養殖を高台で行うアイデアが三次補正
で文科省により研究課題として予算化される。三陸沿岸のカキ・ホタテ・ワカメ
などの養殖をどう復興させるかは、政府の「復興の基本方針」中の水産業復興
策の中心テーマであり、文科省は全国の大学や研究機関の技術や情報を結集
して陸上養殖の技術開発に乗り出す。同時に、海藻の成分を活かし化粧品とか
バイオ燃料製造など新しい産業の創出も目指す。
高台で水産物の養殖や新産業を生み出そう--といったアイデア。決して夢で
はないだろう。マグロの養殖は不可能とされたアイデアを近畿大学が実用化へ
こぎつけたのだから。水産国・日本の実力の見せ所だ。
三次補正でどのくらいの予算がつくか、そこに注目だ。

★日経新聞(31面)→→東北のカキ養殖再生支援のボランティアツアーの募集。
旅行大手トップツアーの企画で、宮城県気仙沼市のNPO法人「森は海の恋人」
と組み、現地で港湾のがれき撤去や養殖イカダの整備などを手伝う。ツアーは、
2泊3日の日程で料金は48,000円。定員20人。トップツアーは5月に復興支援の
ボランティアツアーを開始し、既に3000人以上が参加しているという。
NPO「森は海の恋人」は有名。森を自然豊かに、土を豊穣に、水系をミネラル分
豊富に保つことで、養殖を含めた海産物が美味しく多収となり沿岸漁業が栄える、
という自然の循環を大切にする生態系運動を進める団体だ。トップツアーの企画
を支えるのがこのNPOと言っていいだろう。
翻って、われら「NPO食と農」。さあ、この2つの話題にならって何ができるかだ。
イモ類を三陸に贈る農産物支援を、計画通りにまずは実施することだな。それに
プラスして何ができるか! 知恵を絞らねば!     (9/16 宮崎記す)