Latest Posts

シベリア原産のルバーブでつくった真っ赤なルバーブ・ジャムが旨い

10月31日 How  are  you  doing?

長野県諏訪郡富士見町は、八ヶ岳山麓の風光明媚な八ヶ岳観光コースにある
高原野菜の産地。冷涼な気候を活かし、ここで生産される「ルバーブ」も特産物
の1つだそうです。そのルバーブで作った「ルバーブ・ジャム」について書きます。

同町でデュアルライフ農業をするNPO食と農の会員である「Jさん」(東京小平市)
が育て、この秋収穫したルバーブから手作りしたというジャムを贈って頂きました。
10月31日に届いたジャムは、真っ赤な色をした食欲をそそる逸品。さっそく舐め
てみると、ジャムはほのかに酸っぱくほの甘く、さっぱりした高級ジャム!でした。
ルバーブとは、聞いたような名前という程度の認識でしたが、きっと特別な薬効を
があるぞと思ってネットで調べると、その1つに「消炎」効果があると分かり、嬉しさ
倍増です。なぜって? はい、慢性の肩痛がいまひどい状態でしたから。

4日前にNPO農場でサツマイモの収穫をし、太く伸びて入り乱れた蔓を切り取る
ことから始まる数時間の作業で、鎌を振るった右肩痛がずっと続いていて、慢性
のこの肩痛は肩の腱の炎症であり、時間の経過で軽減する医者抜き治療法が
自分にとっての最良の対応策であることを自覚しているのです。

ネット情報では・・・ルバーブ(Rhubarb)はシベリア原産のタデ科の多年草。フキに
似た味で、欧米では古くからお菓子の材料や肉料理のソースなどに使われている。
食物繊維が豊富で、カリウム、アントシアニンなどを主に含み、美容・健康に良い。
いろんな種類があり、総称して「大黄」と呼び、この属の一部植物の根茎から生薬
の「大黄」をとり、それには消炎、止血、などの効果がある。

茎の色が緑色のものや赤色のものなどがあるが、長野県富士見町では秋に収穫
する赤色の茎のルバーブから、真っ赤な色の「ルバーブ・ジャム」をルバーブ生産
組合をつくって生産している、とのこと。Jさんがその「ちらし」も送ってくれました。
<すっぱあまい!!!自慢の酸味と真っ赤な色は、こだわりの栽培法から。>と
見出しのついた、PRメッセージでは、次のように商品の特徴を謳っています。

ご存じですか? ルバーブ。
シベリア原産の植物で、
おもにジャムにして食べられます。
ここ富士見のルバーブは、全国的にも珍しい、
真っ赤な色が自慢!
その「すっぱあまい味」は菓子・ケーキ職人からも
広く愛され、植物繊維が豊富なことから、
健康食品としても注目を集めています。
もう一つの自慢は、
化学肥料や農薬を一切使っていないこと。
たくさんの想いを込めて、大切に育てています。
春のみずみずしい酸味と、
秋の際立つ赤色、ぜひお試しください。

商品のお問い合わせ先は、富士見町産業課。電話0266-62-9342
最後に、NPO食と農、として、一言しておきたいことがあります。
「特産品のつくり方を学びました」「NPO筑波農場でも、何か特産物を作りたい!」
                              (10/31  宮崎記す)

産直市

10月17日 How  are  you  doing

17日。朝11時から夕方5時まで、四ツ谷の主婦会館前(JR四ツ谷駅よりすぐ)で、
主婦連主催の「秋の産直市」。農民連のプロの生産者に混じって「NPO食と農」も
もサツマイモ、サトイモ、ヤーコンの3点(ブログの通り全部水洗いしたもの)を出品。
サツマ・ヤーコンは大1本100円、サトイモは800g1袋300円と安く値付けしました。
大勢のお客さんが来店、納得し、喜んで買ってくれました。約1万円の売上げでした。

3点は全て無農薬栽培で、今夏の日照り(干天)の恩恵で「とても甘い」特上の出来。
週末ファーマーの汗で育ったイモが、お客さんに喜んでもらえ、売り手も満足でした。
18日。最終日は、サツマイモとヤーコンの販売となります。どうぞ見に来てください。
駄句から市の様子ご想像下さい。句の「唐芋のお客」は、わが故郷熊本の人でした。
故郷のなまり懐かし~、の啄木の歌を思い出しますね。

●唐芋と 言ふお客来て 産直市
●干天の 甘藷あまく ひさぎたり

●ヤーコンの 食べ方を売る 青空市
●衣かつぎ ひさぐや里の 粘り腰

pm10:55  Good  luck  everybody

農産物を産直市へ出す素人農業者(NPO食と農)は大変です

10月15日 How  are  you  doing

【主婦連主催の産直市:四谷の主婦会館(Fプラザ)で17,18日に開催】

「主婦連」主催の恒例の秋の産直市が、来る17,18日に主婦会館の前で開かれます。

「農民連」の生産者と一緒に「NPO食と農」も3年前から出店させて頂いています。

秋野菜各種が、収穫したてで市価より安く出品されます。ご来店お待ちしてます。

NPO食と農では、サツマイモ(Lあたり)1100円(予定)ほかサトイモ

などを販売します。

サトイモ、ヤーコンも販売予定で、消費者に喜んで頂ける値段は?と思案中です。

 

【農産物をつくり販売することの大変さ】

値段をいくらにするか、は販売者を悩ませます。今回、この問題はさておき・・・

この悩みとは別に、出品するまでの生産者の苦労たるや並大抵ではありません。

それを書きます。どうぞ、イメージしてください。

<サツマイモの場合>

サツマイモは畝を覆い尽くし絡み合って延びた蔓を切り、畝にかけたマルチを

剥ぎ取ることから収穫し始めます。1株に大きなイモが5本も6本も付いていて、

これを傷つけないようスコップを慎重に突き刺して堀上げます。脚や腰にきます。

1列(NPOでは30メートルほど)も掘ると、バテます。

サツマイモ専業のプロの農家はこれを機械でやります(ボクが知る限りマルチ

剥きだけは手作業)が、週末農業のNPOは人海・手作業に頼るしかありません。

 掘ったもののうち、いわゆる「L」大で形の良いものを選びます。イビツな形や

曲がっていたりするもの、虫食いの跡(ナメクジが這ったような跡とか)があ

るものなど、また3Lや2Lも除きます。消費者が「もって帰るのが重くてイヤ」と

か「小家族だから大きすぎるのはいらない」といった選択をするからです。

 プロの農家は大きさをLMに揃えて規格ごとに市場へ出荷しますが、産直市

に出すNPOでは「売れ筋」のものに絞らざるをえません。

 芋の選別をした後、ここから先が大変です。泥つきは嫌われるので、水洗いを

しないといけません。地主さんの庭先の洗い場を借り11本スポンジで洗います。

50本も洗うと腰に来ます。100本、200本を数時間かけて、同じ姿勢で立って洗

う作業をご想像下さい。今回の出品へ向け150本ほどを洗いました。

 プロの農家は水洗いも機械でやります。キレイな肌(ベニアズマは深紅色)

傷つかないようスポンジが泥を落とす仕掛けになっています。

洗ったらブルーシートの上に2,3時間並べて乾かします。今回は乾かしている

途中、小雨が降り始め大慌て。そして最後、ダンボール箱に詰めて、農場の作業は

ジエンドです。

 このあと宅配便で主婦連気付けで発送(安い宅急便代を確保して)します。今回

は東京のNPOメンバーに預かってもらい、産直市の当日、乗用車で搬入してもら

う手はずを整えました。

 

 <サトイモの場合>

サトイモについて簡単に書きます。サトイモは大きく葉を茂らせた株を、遠ま

わしにスコップを入れて、茎の根元をもって引き抜きます。大きいのは2人がか

りで。次に、株の親芋に一杯付いた小芋をバリバリっと取り外し、芋のボディか

ら延びるヒゲを鋏で切り落とします。作業椅子に腰掛けて人海作戦でやります。

次が、水洗いです。やはり泥付きは嫌われますから。ただしサトイモは

野菜・果物・加工食品などのミネラル不足が進行しているようです

9月29日 How  are  you  doing?

【食品のミネラル不足が広がっているようです】

食品の微量元素、ミネラル(無機質)の不足が以前から問題視されています。

カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、カリウム、リン、鉄、銅、亜鉛など

です。それらは野菜・穀物・魚肉などの食品(もちろん加工品も含めて)に固有の

成分割合で含有されていて、それぞれが身体各部のかけがえのない機能を果たし

ています。もちろん各種ビタミン類とともに。そして、そのどれかが欠けると、

身体は正常に機能することができなくなります。病気の元です。従ってそれら

ミネラルやビタミンを不足することなく、バランスよく摂ることが大事です。

以上は、食に関心のある消費者は常識として知っています。例えばカルシウム

が欠けるとどうなるか(骨粗鬆症など、ですよね)、マグネシウムが欠けるとど

うなるか(動悸、不整脈、神経過敏、鬱病、糖尿病など)・・・細かい情報までは

確と頭に入ってはいないという人もいるでしょうが。

ネットでも調べるとすぐ分かります。カルシウムとマグネシウムは強く関連し

合っているとかもあって、興味深いです。私も頭にきちんとは入っていず、折に

触れて確認しています。

 そのミネラル分を、例えば野菜や果物の場合、どうやって細胞内に取り込むの

か。いわずと知れています。土中の肥料成分からですよね。ところが窒素・リン・

カリウム(肥料の三要素)から成る化学肥料ばかりで育てた産物は、土中にある

天然のミネラル分が不足しがちになります。

このことは有機農業が脚光を浴び始めた昭和50年代あたりから指摘されまし

た。堆肥とか、さまざまな有機物(米糠、大豆かす、ビールかす、魚粉、牡蠣殻、

木材チップス、食物残渣、海鳥の糞などなど)を混ぜた有機肥料を施用すること

により各種ミネラルが補給され、栄養価の高い、かつおいしい産物が取れると。

 

さて一方、食品中のミネラルやビタミン類などの食品成分は、文部科学省科学

技術・学術審議会資源調査会分科会による報告が一つの基準として示され、順次

改定されてきていて、現行のものは「五訂増補日本食品成分表」(平成171月)

です。ちなみに「四訂日本食品標準成分表」の報告は昭和5710月で、五訂に

至るまで何度も“増補”的な報告がなされています。

 その四訂あたりから、例えばホウレンソウのカルシウム分が、市販品は成分表

基準と比べ、年々不足傾向にあると専門家は指摘していました。でも、ほとんど

注目されないままでした。私もいろんな場で発信しましたが。その問題より農薬

の危険性、その後、小若順一さんが先頭に立って問題提起した輸入オレンジなど

のポストハーベスト(収穫後)農薬の問題などの陰に隠れていた感があります。

 その小若さんが代表を務める「NPO法人 食品と暮らしの安全基金」が、近年、

各食品のミネラル不足が目立つとして、機関誌『食品と暮らしの安全』でかなり

前から市販の弁当を試買するなどして実態調査をしてキャンペーンを張っていま

す。ミネラル不足はもう看過できないまでに酷い状態にあることを明らかにして

いて、キャンペーンは高く評価されるべき実績を上げています。

 同誌201210月号では、市販のポテトチップスを俎上に乗せ、マグネシウム

やマンガンが大きく基準を下回っている実態を明らかにしています。

 同誌、あるいはこのキャンペーンに興味のある方、同誌の購入などにつき問い合

せるよいでしょう。連絡先は次です。同NPO法人の電話:048-851-1212

                        (929 宮崎記す)

栗の産地仲買価格は1キロ200円とかです

9月20日 How  are  you  doing

栗の話を少し。味、価格、栗剥き器の3題。
1)今年の筑波山麓のNPO管理栗園の栗は、16日,17日と拾いましたが、味は・・・
やや甘味に欠ける感じです。早生種が落ち始めていて、例年より数日遅い感じです。
理由は想像するに、8月ずーっと続いた猛暑日にまったく雨のなかったことかな、と。
関東のその異常さは記録的でした。方々のダムが干上がる寸前まで行きましたから。
猛暑はいいとして、雨がなくては果実や栗などの実は太らず、甘味も乗らないのでは。
栗園の地主さんに聞くとその通り。近在の農家の梨にもかなり影響があったようです。
「でもオレの梨は大丈夫だった」と腕をさすっていました。事実、十分に甘く美味でした。
その主は、永瀬二郎さん(石岡市宇治会2929)です。

2)17日、東京の生協の人達43人(観光バス)を栗園に受け入れ、拾ってもらいました。
今年3年目の来園で、拾い放題と謳っています。落下栗がやや少なく、責任上、近所の
農家の栗を買って約50キロを補充し、ネットに詰め全員に1キロずつプレゼントしました。
さて、当地における栗の仲買人の買値ですが、1週間前、1キロ250円前後だったのが、
日々値下がりし、15日200円、16日190円、17日180円(地主さん情報)だったとのこと。
我々は少し高く買いました。拾って虫食いを除き選別をして出荷するのは大変ですから。
さてさて。その栗。都市部では1キロ1000円~700円といったところでしょうか。農産物
に限りませんが、中間マージンが、高すぎる。生産者の手取りがもっと多くなくちゃ!!

3)17日。バスツアーの人たちは「朝日里山学校」(元小学校の廃校)で、お昼に栗ご飯
をオプションで作ってもらい、舌鼓を打ちました。栗は我々NPOが提供し、我々もご相伴
しました。作りたての栗おこわ。いやあ、うまかった。初物で、長生き出来ます。里山学校
は石岡市のもので、指定管理者がNPO「アグリ八郷」。その理事長が柴山進さんで、私
とは20年のお付き合い。柴山さんと調理の女性計3人で、前日、人数分の栗を剥くのに、
8時間もかかったと。美味しい料理は何でも下拵えが大変とはいえ、栗は尋常ならず!!
家に帰って、茹でて2度目の旬を味わいました。で、栗剥きはあの鋏のような栗剥き器、
ではなく、我が家では包丁。妻は鬼皮と渋皮を一緒にぐるっと取る方法、私は栗を2つに
割き、スプーンで実をほじくる方法。自分のやりかたが一番合理的と思っています。
さて。しかし我が家にも栗剥き器はあります。ところが包丁で剥く妻のやり方より面倒!!
旧来の鋏様の栗剥き器は不便です。形は何でも、もっと便利なもの開発されないかなあ。
                                (9/20  宮崎記す)