Author Archive: miyazaki

NPO食と農のシンポジウムまで25日/農協改革と大分県大山町農協について

1月27日 How are you  doing

【食と農シンポジウムin立川2/21。参加募集.要予約.ぜひお早めに.
6次産業化の旗手・群馬県渋川市の高級漬物業の針塚藤重さんの話】
お申し込みは、担当宮崎(TEL/FAX 0467-31-3054)へ。

農協改革が叫ばれています。新聞各紙が改革点を縷々指摘しています。
金融・保険を切り離せなどと。それらの問題はしばらく置いておき、普段
の取材の経験から言えば、農協事業の柱である農家のために生産物を
有利に販売する確かでしたたかなノウハウや売り込み先をもった専門家
がいるか、農家の農産物栽培と営農などの指導が出来る腕利き・目利き
の営農指導員がいるか、が最も必要とされることだと思います。そして、
さまざまな点で時代を先読みする能力が求められます。もう一点、時代を
読みつつ常に改革を進める高い意識と情熱が不可欠です。特にリーダー
(組合長)にそういう人がいないと組織はダメですね。会社と一緒で。

販売力、営農指導力の両方を兼ね備えた職員と、優れた経営感覚をもっ
たリーダーがいるかどうかが農協を判断する3つのポイントでしょう。
そして、当然のことながら組織はスリムでないといけません。余計な人数
をかかえていては、組合員農家へ還元すべき利益が農協職員の給料に
なってしまうからです。これらの点がクリアされているかどうか、それが
改革の要諦になると思います。取材を通して見ている感じでは、多くの
農協がやはり改革の必要がある、と思います。
農業資材や機械を少しも安くなく売るだけになっていないか、電気製品の
販売や保険の勧誘に廻ったり、といった仕事に堕してはいないか、組合長
も名誉職に座った気分でふんぞり返ってはいないか,農協のみなさん,
身を振り返ってみてください。

でも、うちはそんな基本的要件は十分にクリアしているぞ、職員数だって
必要数ギリギリでやっているぞ、という農協、そして組合員から真に頼ら
れている農協が、あるかもしれません。そのうえ、うちは常に改革の精神
をもってやっているので、「今も改革が必要」と認識している農協があるか
もしれません。だから、組合員の共済も保険も高いレベルで安定している
という農協があるかもしれません。

そう、理想の農協ですね。私が知る限りにおいて、それは大分県大山町
農協です。もちろん100点満点ではないでしょうが。ネットで開いてみて
下さい。細々とはいいません、一聞は百見にしかずです。
矢羽田組合長発のエッセー(新年1月号)で組合長はこう述べています。
(TPPで農水省の試算では国内農業生産額は4兆1千億円減少し、国内
農業に壊滅的打撃を与えると予測しています)と述べたあと次のように。
「しかし、いま嘆き、悔やみ、グチを述べても何の解決にも結びつきませ
ん。それはこれまで先を読まずに何らの対策を打ってこなかった方々の
言うことです」と。

凄い自信ですね。それは同農協のHPを開き例えばウェブショッピングの
メニューに町の特産物の栗・梅などをことごとく加工し、かつリーズナブル
な値段で販売している、その商品一覧が綺麗で魅力的に掲載されている
一事をもっても分かります。HP自体も動的で、わがNPOのHPなど足元
にも及ばない出来です。かけるべきところにお金をかけているんですね。
学ぶべきところがいっぱいの、大山町農協のHPです。見ているだけで、
元気の出る大山町のHPです。

pm12:46 I’m  OK

NPO食と農シンポジウムⅡまで23日/就農者に100万円5年間は正解か

1月26日 How are you doing

【食と農シンポジウムⅡ2/21。参加者募集中。定員あり急ぎ予約を】
講師は、群馬県渋川市の「針塚農産」(ネットを見て下さい)の針塚藤重氏。
「菌耕農法」(「月刊消費者」11年1月号を見て下さい)で野菜を作り、自作
野菜を原料に調味料無添加の「本当に美味しい漬物」を作り三越などへ
直販する高級漬物作りの名人(東京農業大学客員教授)。作り方の極意
そして、農業の「6次産業化」の重要性を語ります。

2/21.午後2時。東京立川市・市民総合女性センター。参加費500円。
申し込み:電話で「NPO食と農」理事長宮崎(0467-31-3054)へ。

シンポジウムはシリーズ。Ⅲは3/29、千葉市文化センターで。講師は、
成田市の、有機野菜の卸販売をし年商3億円(傘下生産者は1300人)
の石井吉彦さん。午後2時。参加費500円。こちらの申し込みもどうぞ。

シリーズで「農業の元気化・見える化。6次産業化」を高らかに訴えます。
また「農業の元気化」については、NPO食と農理事長・宮崎が会場費
無料の東京飯田橋の東京ボランティアセンターで、2月より随時、無料
講演会を開く計画です。日本の農業の現状を交え「元気農家」について
語ります。詳細決まったら、当サイトでご案内します。ご期待下さい。

さて。前回記事「農家の高齢化をどう捉えるか」のテーマの続きを以下に。
農家の高齢化は、担い手が必要な限界を超えて少なくなるのなら大問題
です。で、全国で休耕地がこの10年ばかりの間に急速に増えて40万ha
ほどになっていて、これは農家が高齢化してもう農業労働に耐えられずに
耕作を放棄した結果だと見ることもできるでしょう。事実そうだという部分も
あるでしょう。しかし労働に耐えられないことはないけれど、耕作地が遠い
とか土地が悪いとかで、そこで作付けをし稼がなくても他で得られる収入で
なんとかやっていける(兼業農家なら特にそうでしょう)といった事情で耕作
しない、といった状況にあると見る方が当たっている、とボクは見ています。

農家は耕作しない土地を草ぼうぼうにすることに強い抵抗感をもちつつも
借りてくれる人がいれば、貸して土地を活かしたいと願っているはずです。
で、一方では、強い農業経営をしている基幹農家は規模拡大を希望してい
るのですが、自分の主戦場からあちこちに離れた休耕地を借りて規模拡大
(非効率な規模拡大)をするわけにいかないと多くが考えています。偉大な
ミスマッチではありませんか。規模拡大を希望する農家は全国にいて実際
に条件があえば、休耕地を含め借地や農地買取により規模拡大しています。
その条件が合わないために、多くの農地が耕作放棄されているのが実情だ
とボクは見ています。偉大な農政の貧困ではありませんか。

すなわち高齢化が進んでいるのだから、耕作放棄地の増加は仕方がない、
その高齢化も構造的な問題なので仕方がない、と考えてはいけないという
ことです。上記の実態を踏まえて、飛び飛びの放棄地をどうとりまとめて活か
すかに行政の知恵が絞られれば、高齢化だから仕方がないなんてことには
ならないのです。そうしてはいけないのです。規模拡大を望む農家の中には、
行政がそうした環境整備をして「農家誘致」をしてくれれば直ぐにも耕作し始
める、少しばかり主戦場から離れていても「支社」を作る形で始める、と言う
ところがたくさんあります。

高齢化の問題はそう受け止めつつ一方で、若い担い手の参入や育成を図る
ことが必要なことは言うまでもありません。先ごろ政府がアドバルーンを上げ
た「就農者支援策」の一つに、新規就農者に年間100万円の支援金を5年間
支給する計画が明らかにされました。計画の詳細は分かりませんが、一言で
言えば、この手の政策は的を得ていることは事実でしょう。本当に、強い農家
に育ってくれないといけませんが。なので、金の支援だけでなく適切なコンサル
ティングをしたりサジェスションを与えることがより重要になります。それが出来
るかです。ま、コメ農家に一律10a15000円の直接払いをするというバラマキ
とは違い、意味のある支援策と言えるでしょう。

am10:24  Good  Luck  everybody

NPO食と農のシンポジウム2まで28日/農家の高齢化をどうとらえる?

1月24日 How are  you doing

【食と農のシリーズシンポジウムⅡ。2/21。募集要項は2/1当サイトで発表】
午後2時。東京立川市総合女性センターホール(190人)でやります。
講師は、自作野菜で高級漬物を作り直販する農産加工の針塚藤重氏。
群馬県渋川市から遠路、われらのシンポジウムに出陣していただきます。
会場がOKなら、家庭で出来る美味しい漬物作りの講習も考えています。
「農業の元気化・見える化・6次産業化を目指して」がキーワードのシンポⅡ
にどうぞ、ご期待下さい。

針塚さんの漬物は三越デパートなどで販売される”ステータス”を獲得している
”本当に美味しい漬物”です。もちろん保存剤など不使用。個人産直にも
応えています。「針塚農産」と入力し、ネットで調べてみて下さい。美味しさ
の秘密は乳酸菌・酵母を巧みに使いこなしていること。
講演では東京農大客員教授でもある針塚さんの「発酵食品理論」が分か
り易く語られます。会場で実演指導が許されるといいのですが。

今日、通常国会が開幕しました。150日の長丁場。駆け引きは止め正面
から重要懸案を徹底議論してもらいたい。そして予算関連法案も、景気も
暮らしも前進させられるよう通してもらいたいなあ。国会がうまく機能する
ように、ではなく、国民のために。ヨサノがどうのこうの、でいきなり政局に
するようなことはヨサネエカ。政治家としての変節振りは彼自身の評価に
当たって問題にすべきことであって、カンさんがヨサノさんの力量に頼ろう
とした政治判断は、首相の蛮勇と見たい。で、ヨサノさんにも蛮勇を振る
って、やることやってもらいたい。国民挙げて、ぐたぐた言い、評論家して
いたって、何も出てこないからなあ。とボクは思っております。

気になるのは、TPPの議論。政府はこの問題では農業改革の基本方針
を6月までに示す、と言っている。じゃあ、それまで具体的な議論はされな
いのか。もっともっと前に、例えばWTOウルグアイラウンドの合意で日本
がコメのミニマムアクセスを受け入れた1993年、その輸入が実際に始ま
った95年、などに農業改革の基本方針(というより抜本策)が打ち出され
いまごろ改革のロードマップのマイルストーンを2つも3つも越えている、
そういう状態でなければならなかったはずではないのか。歴代の政府の
農政無能・農水官僚の怠慢は、国家の大罪である。そしていまごろ基本
方針とは、いったい何? つまり、TPPはどうであれ、国会開会中の早い
時期に、その基本方針とやらが示され、遅まきながらの国会論戦が戦わ
されて欲しい。なにが6月よ、笑わせるなって。

今日、某出版社の編集者数人と、こうした農業の問題を議論する機会が
あって、農水省はすぐ「農業人口が減っていて農業者の高齢化が激しい」
と日本農業は容易ならざる難問を抱えている、といった類の現状(窮状)
指摘が得意だが、ということで意見の一致を見た。足腰の強い、魅力的
な農業の具体像が政策として示され、そうした農家がむくむくと出現して
いるならば、いや10年、20年前に、そうした農業を目指すというグランド
デザインが示され、ロードマップをもって農家が駆け出しているなら、人口
減少も、高齢化も想定内のことであるから、何の問題もないはずだよね、
と次なる意見の一致を見た。いや、そのことが無能と怠慢のせいでデザ
インさえ示されていない現状を考えたとき、農業人口は少なくても、農家
の高齢化がどんどん進んでも、その条件下で、足腰の強い魅力的な農業
をどうやって築き上げるか、いくらでも方法はあるだろう、いくらでもチエ
は出せるだろう、ということで最後の意見の一致を見た。つまり、高齢化
なんて、何の問題もないということ。
その方法、チエについて当サイトで、随時発信していきます。

pm0;41  I’m OK

NPO食と農シンポジウムまで1日/TPPが国民の問題になってなーい

1月21日 How are  you doing

【食と農シンポジム1/22いよいよ明日。当日でも結構です。ご参加を】

カウントダウンをしながらオススメのシンポジウムと呼びかけてきました。
通じました。5人の方々が当サイトを見て、参加申込みを下さいました。
有難うございます。嬉しいです。気合が入ります。

副タイトルの「農業の元気化・見える化・6次産業化を目指して」の1回目
を横森正樹さんと一緒に、成功させたいと思います。
明日、飛び込みの参加でも(たぶん溢れることはないでしょう)OKです。
午後6時。東京飯田橋。JR飯田橋駅わきのビル・セントラルプラザ10F,
東京ボランティアセンター・セミナー室へお越し下さい。参加費500円。
定員50人。念のため、宮崎のケイタイ(080-5087-9777)へ事前にご連絡下さい。一杯かどうかいくらかでも分かります。ヨロシクです。

今回の反響で、ボクも当サイトの更新に気合がはいりました。タイトルの
通り「ほぼ毎日」書いていきます。どうぞ、読んでみて下さい。
いまも、サッカー見ずに書いています。

今日はTPPについて。これからどんどん私見を書いていきますが、一言。
もし参加すれば、影響がどのくらいか、について農水省が出したのは、
日本の農業は壊滅的被害で被害額3兆円、食料自給率14%へ。ただし
なにも手を打たなければという数字でした。これじゃあ、脅しじゃないか。
しっかり、まじめに(国の根幹に関わるテーマだし)判断しようと言う国民
に、判断材料を何ら与えたことにならない。算出の根拠も示してないし。
一方、経産省の参加しなければ、被害額7兆円、という情報提示。これも
逆脅し。こちらはなおさら算出の根拠を示さないと。

3兆円、7兆円とも、いい加減な数字だという認識でぼやっとしか頭に入れていないので、間違いかもしれません。数字間違っていたらゴメンナサイ。
よく調べて、訂正します。
以上、政府がまったく機能していない一端を「一言」書きました。まったく
バカじゃないの!

pm10:59 I’m  OK

NPO食と農シンポジウムまで2日/ご期待に応えるために

1月20日 How are you doing

【食と農シンポジウム1/22、参加者募集中。要項は12/25付け】
午後6時。東京飯田橋・東京ボランティアセンター。JR飯田橋駅すぐ脇の
セントラルプラザ10F(新宿へ向い駅ホーム右手のビル)。参加費500円。
長野県八ヶ岳のレタス農家・横森正樹氏が「高収益」の秘訣を語ります。

今日読売新聞家庭欄に「お知らせ記事」が出ました。問合せの電話あり、
嬉しく、有難く。中に長崎県西海市の方から電話あって、3回シリーズの
レジュメを送ってもらえないか、という依頼も。快くお引き受けしました。

副タイトルの~農業の元気化・見える化・6次産業化を目指して~、農業
理解を深める「NPO食と農」の活動を一歩一歩進めていきます。遥かな
道、と覚悟しています。食も農も、特に農は、自分たちの問題として身近
なようで、必ずしも近くないテーマのように感じられます。何でもお金で買
える、そんな時代になったせいだと思います。
副タイトルの、農業の3つの姿を実現できるよう、農家と消費者で意識を
共有していきたいと願っています。今シリーズシンポジウム2,3回では、
農産物加工、流通の問題を取り上げ、農家・事業者に講演していただき
セミナー形式で、問題の理解を深めていきます。

1/22の今回、2月度の2/21、3月度の3/29。宜しくお願いします。
今回のシンポジウムへ向けて、準備を整えているところです。
ご期待下さい。

am10:41  I’m  OK