Author Archive: miyazaki

スロバキア・オペラそのⅢ

1月28日 How are you dong?

スロバキア・オペラは27日昼、横浜の杉田劇場で、「オペレッタ メリーウィドウ」の公演。
この観劇を勧めた混声コーラスの歌友Kさんから、「観劇した」「新しい世界が開けた」
という感激の電話が、27日夕方かかったと、外出先の私の携帯へ妻から知らせあり。

なんでも初めてのオペラ観劇だった由。「新しい世界が開けた」という感想は嬉しいなあ。
私も23日夜、逗子でこれを観て、スロバキアの一級のオペラ歌手たちの力強い、見事な
歌いっぷりに感動し、ブラボーを叫んだものでした。感動をともに出来て良かったです。

今回の公演は、低料金で本場のオペラを--というプロデューサー・長谷川洋行さんの
方針に基づくもので、オーケストラはなく、ソロも重唱もすべてピアノ伴奏というパターン。
いわば長谷川流の演出ですが、歌はピアノ演奏のほうが純粋に歌を聴けるという逆効果
があるのでは、というのが私の解釈です。もちろん、オーケストラで歌ってそれを突き破る
力強い歌い手でなければならないのですが、今公演の歌い手達はそのクラスの実力派
だと私には思えました。その故でしょう、杉田劇場では、ブラボーの嵐だったそうです。

29日、メリーウィドウが藤沢市民会館で、30日、椿姫が保土ヶ谷公会堂で上演されます。
チケット申し込みは長谷川さん080-5582-2030へ。長谷川応援団員・宮崎からの
最後のPRです。時間のある方、ぜひお運びを。前売り3500円です。
                                  (1/28 宮崎記す)

日本の有機農産物の消費度まだ0・24%

1月26日 How are you doing?

有機農業団体(NPO)の理事を、長らく務めています。NPO食と農(私が理事長)とは別の。
24年度の理事会が秋葉原で今日あって、決算やら次年度の事業計画やらを議論しました。
学者、生協の農産物担当者、JC総研の研究者、農業者、そして私(ジャーナリスト)などが理事。
閉会後、酒場で、各人がもつ国内の頑張る農家(農業経営)の事例などを熱く議論しました。

結果は、高収益農家が各地に澎湃として出現していて、「日本農業の未来は大丈夫」でした。
私は熊本の「松本農園」の名を挙げました。ニンジンなどの輸出ぶりをネットで見てください。
ネットからも高収益農家群の凄さが分かります。そう、日本の農業は捨てたものじゃないです。

ところが、有機農産物の2011年度の国内における消費量は、全野菜中のわずか0.24%と
いう実態(農水省調べ)が事務局から報告され、ガッカリです。この何年もずっとほぼ同じです。

酒場で、この数字は外国ではどうか? という議論に。情報通が2人いました。で、実態は?
イタリアが多分最高で約30%、スペインも20%以上だろう--ということでした。何という格差!
中国でさえ15%ぐらいだろう、と。中国では農薬使用がひどい実態なのが知れ渡っている、と。

どこまで正確かですが、話半分に聞いても、彼我の圧倒的な差は間違いないところでしょう。
農水省で把握しているなら直ぐにも分かるはず、その他の方法でも精査したいと思っています。
                                     (1/27 宮崎記)

スロバキア国立オペラ公演そのⅡ

1月21日 How are you doing?

1月23日、午後7時開演。逗子市文化なぎさホール。「オペレッタ メリーウィドウ」。
残券あり。ファンのみなさん、ぜひお運び下さい。前売り3500円。絶対のオススメ。

演目のもう1つ「オペラ椿姫」を1月20日、横浜杉田劇場で観ました。堪能しました。
オーケストラはなくピアノ演奏ですが、歌手はスロバキア国立オペラの一流ソリスト。
椿姫ヴィオレッタの歌は秀逸! ピアノ演奏なので僕的には歌が一層楽しめました。

長谷川洋行さんが主宰。低料金で日本の音楽ファンンにオペラをーーのコンセプト
(採算度外視)で、もう15年もこのオペラを日本に招いているというのが凄いところ。
その心意気に心酔し、「湘南童謡楽会」を主催する僕も支援の一角を担っています。

逗子公演だけ、僕がチケットを預かってもいます。23日に行こうという人、ご一報を。
今公演の詳細は「横浜スロバキア国立オペラフェスティバル2013」で検索できます。

最後になりましたが、僕からのチケット購入のお願いに沢山の友人・知人が応えて
下さっています。買って下さった人、仲介をして下さった人のお気持ちが嬉しいです、
熱い心が嬉しいです、つながる心が嬉しいです。みなさん、本当に有難うございます。

逗子会場は定員550人、ご来駕の駐日大使に、満員のファンの喜びを見て喜んで
いただけたらとひたすら願っています。それが民間外交の、日本人の儀礼でしょう。

当日は会場で、駐日スロバキア大使と逗子市長がご挨拶されることになっています。
日本・スロバキア国交樹立20周年を慶賀するセレモニー、つまり「儀礼」なわけです。

お二人のご面談もあるようです。ならば記者会見を、と逗子市秘書室に訴えました、
同公演応援団の一員として。結果はNO。「やりません」か「やれません」かは、?
そういう一駒、当ブログにはっきり書き残します。だから民間外交が大事なんですね。
                              (1/21 宮崎記す)

スロバキア日本国交20周年のスロバキア国立オペラ横浜公演

1月15日 How are you doing?

スロバキア・オペラ鑑賞のオススメ

NPO食と農」、のこのサイトにときどき「音楽」の話題を書いていますが、

今回は、スロバキア国立オペラの日本公演についてです。

低料金で本場オペラを日本のオペラファンに観てもらおうと、15年に渡って

スロバキア国立オペラを日本に招き採算を度外視し、全国各地で公演している

オペラ・プロデューサー長谷川洋行さんの熱い心意気に感じ、今般の日本公演

を一友人の私も目一杯応援しているのです。

 公演名は、「横浜スロバキア国立オペラフェスティバル2013」。119日の

『メリーウィドウ』(横浜・保土ヶ谷公会堂)を皮切りに、神奈川県内8箇所

で『オペラ椿姫』と『オペレッタ メリーウィドウ』がそれぞれ上演されます。

 このうち123日の『メリーウィドウ』公演(逗子文化プラザなぎさホール)

は、駐日スロバキア大使が来観されるとのこと。まだチケットは残部があるよ

うで、応援団としては、大使にできれば満員の会場をながめていただけるよう、

みなさんにぜひ逗子公演をご覧いただきたいと思っています。

日本とスロバキアの国交20周年でもある今年、会場では、大使と逗子市長の

挨拶も予定されていて、興味深いことではありませんか。

 同公演は「横浜~2013」と正式公演名を入力しネットで詳しく検索できます。

 入場料金は前売り3500円。配役などの情報もネットでご覧になれます。

 8公演は、以下です。ご参考に。

 <椿姫>

●1/20(午後2時開演)杉田劇場 ●1/24(午後7時開演)海老名市文化会館

小ホール ●1/26(午後2時開演) フォーラムホール/戸塚 ●130(午後7

時開演)保土ヶ谷公会堂

 <メリーウィドウ>

119(午後2時開演)保土ヶ谷公会堂 ●123(午後7時開演)逗子文化プラザ

なぎさホール ●127(午後2時開演)杉田劇場 ●129(午後7時開演)藤沢市

民会館小ホール                   (115 宮崎記す)

認知症は「改善」もされないというのは?と思いつつ2冊の本を読む

12月12日 How are you doing?

【認知症について考える】

NPO食と農、はNPO食と農と健康、が名前としては、趣旨からすると適確かな

と思っているのです。このところ何回か書いたミネラルの問題も健康がらみだし。

そんな前置きをして、「認知症」のことを書きます。

 この秋、厚労省が日本における認知症患者は最近、急速に増えていて、300万人

に達し、さらに増え続けるという発表をしました。新聞・テレビが大きく取り上げ、

その後も週刊誌なども含めメディアで認知症が取り上げられない日はないほどです。

 今日、書くのは最近読んだ本についてです。ある神経内科医がネットで薦める本

のうち『こうして乗り切る、切り抜ける認知症ケア』(新興医学出版)と『私は誰に

なっていくの? アルツハイマー病者から見た世界』(クリエイツかもがわ)の2

に衝撃を受けました。

 前者は医師・看護師・作業療法士・理学療法士・臨床心理士・介護福祉士・精神

保健福祉士・ケアマネージャー・訪問薬剤師および患者の家族の人たちによる共同

執筆。QアンドA方式で書かれた本で、認知症患者のさまざまな病状と、それに対

するケアはどうあるべきかが、リアルに懇切丁寧に解説されています。病状が千差

万別であることと、ケアする家族がどんなにか大変であるかが良く分かります。

 そしてケアする家族の愛情と忍耐、試行錯誤的なケアの工夫により、症状の悪化

が相当程度食い止められるケースがあることも教えられます。

 しかし、改善された実例は挙げられていません。認知症には多くの態様・原因が

あるとされます。

 

で、ある種のものは軽度のときの手当てやケアで症状が「改善され」たり、改善を

突き詰め「ほぼ治った」などということはないのだろうかと私は希望的観測で思うの

ですが、「改善した」とか「治った」といったケースはその本にはありません。

 しかし、「身体のエクササイズ」、そして「ストレスのない生活習慣」(芸術に打
ち込
とか)、プラス「純正な食」(農薬や食品添加物フリーの食)の3つが、症状の
悪化を
食い止めたり、わたし的に言えば「改善」へ向う必
須のカギのようだ、という
印象を
読後感としてもちました。

 さすがに「完治する」というのはどのタイプのどんな軽度の場合にも、医学的にあ

りえないことかもしれませんが。否、認知症治療やケアに当たる医者やその他の専門

家の人たちは、そのスタンスに立つあまり、認知症を「改善」させることはとても手

に負えることではない、と思い込んでいるのではないか、あまりに酷い、それこそ手

に負えない症状の患者と接していて、ダメだと諦め、お手上げなのではないか。

 私には、そう思えるのです。加えて、厚労省も「改善」を目指す研究やケア行為に

行政のターゲットを置いていませんね。それが医学的に正しいのであればいいのです

が、症状があまりに酷いのでお手上げであり、だから「改善」を口にしないのではな

いか。私には、そう思えるのです。

残念至極です。なんとかしないとイカン。私はそう思って、だからいろいろ本を読

んだり、情報を集めたりしている昨今です。

 

 もう1冊の本は、若年性アルツハイマーにかかったオーストラリアの女性が書いた

ものです。1995年、46歳のときアルツハイマーと診断された女性高級官僚の、苦悩
と病気との闘いがリアルに綴られていて、本のタイトル通り、この人の
脳や身体や、
人格がどうなっていくのだろうと、小説を読む感じで一気に読み終わりました。

58年の寿命と宣告されますが、クリスチャンだったことが「神とともにある」と

いう心の安寧をもたらし、97年ごろから著しい症状の回復が見られます。

この本は2003年の発行ですので、著しい回復がその後どうなったかを出版社に聞

いてみなければなりません。

 著者はクリスティーン・ボーデンという人。不屈の精神の持主であったわけですが、

彼女は闘病中にこの病気に関して膨大な情報を集めて、自ら勉強します。その情報が

付録として分厚く、かつ分かりやすく収載されていて、アルツハイマーや認知症全般
について沢山のことを学ばされます。

 認知症にとって効果的な食材や栄養素についても触れられていて、私にとっては大
いに
読み甲斐のある本でした。

 そんな2冊です。興味のある方、読んでみて下さい。  (1212 宮崎記す)