理事長発ほぼ毎日ペンとパン

ロンドン五輪で書いておきたい女子サッカー準決勝の仏のPKミス

8 月20日 How   are  you  doing?

オリンピック熱も、今日のメダリストの銀座・凱旋パレードを最後に、終息した。
内村選手の「自分が自分であることを確認した」というコメントを当欄に残した。
あと何個もメダル級のコメントがあり書きたかったが、多忙で果たせなかった。
これだけは書いておきたいというのが、女子サッカー日仏戦のあのPKミスだ。

女子準決勝。日本2-1リードの場面、PKを蹴った仏の選手がポストを外した。
同点機を逃したキッカーと監督のコメントを、長く覚えておくため書き残しておく。
ブサグリア選手「良くない理由で、この試合を一生忘れることはできないだろう」
ビニ監督「悔いは何もない。後悔していたら、人生など続けられない」

監督の、この達観。サッカーはやっぱり、哲学的。とにかく2人とも、おもしろい!
日本人は、こうはいわないだろう。文化の違いが、面白い。
記事は読売新聞8/7夕刊から。             (8/20  宮崎記す)                            

福島へ、動く。福島大学の学生からの呼びかけをお読み下さい。

8月17日 How  are  you  doing?

福島大学の学生から、福島サポートを願う、NPO食と農あてのメッセージがありました。
「長いメッセージながら、きちんと熱い、ストレートな気持ちのこもった呼びかけ(ご依頼)
と受け止めました。わがHPに転載し、読者諸氏にアピールします」と答えました。
それから何日も経ちますが(PC不調などのため)、急ぎ、アップします。役に立てばと。
以下が、全国学生プロジェクト(JASP)という団体からの呼びかけです。読んで下さい。
     ×     ×     ×      
福島でスタディーツアーを企画している学生団体JASPです
はじめまして。私福島大学人間発達文化学類2年の伊藤崇史といいます。ホームページで「食と農」さんの活動を知り、私たちの活動に興味を持っていただけないかと思い、メールをお送りしました。
突然ですがお願いがあります。
私たちのツアーをホームページなどで広報していただけないでしょうか。
農業に関係のある学生や社会人に告知していただきたいのです。
私が所属する学生団体JASP(全国学生プロジェクト)福島では福島大学の学生を中心に福島でのスタディーツアーを企画しております。JASPでは今年3月に全国をタスキリレーでまわり、3.11に福島で復興イベントを行いました。 今回のスタディーツアーでは福島を実際に肌で感じ、関心をもってほしいという想いのもと、18歳以上の学生や社会人を対象に、水産・観光・農業のそれぞれ3つのテーマで、福島が今抱える問題に向き合い、考えを深められる内容となっております。 何より地元の方々とふれあえる機会が多いプログラムが最大の魅力です。私が担当する農業のツアーでは、二本松で農業に生きる人々に焦点をあて、農業から福島の町づくりを考えます。震災後も避難せず農家を続ける人、県外から移り住み、新規で農業や農泊を始めた人もいます。そんな人たちは震災後何をもって活動してきたのか、これからどうすべきなのか、歴史ある城下町二本松という土地柄からもスポットをあてて考えていきます。私は福島出身で、20年間福島で育ってきました。私は福島が大好きです。その想いは、震災を経てますます強くなりました。世間では福島は特別扱い。しかもマイナスな方向に。私の生活はあまり変わりませんでしたが、すぐ近くに家を奪われた人がいる。しかも自然災害ではなく、もうその土地にはもどれないかもしれない。故郷を奪われるという経験は、想像しただけでも心が痛みます。震災から一年経ちましたが、現状は何も変わっていません。福島では一年間で3万人以上の人口が流出したと言われています。もっと福島を知って考えてほしい。被災地の問題を考えることは日本の将来を考えることだと私は思います。みんなが当事者になってほしいんです。多くの人が関心を寄せている今だからこそ、福島は変わることができる。 この「スタ☆ふく」も福島を変える可能性を秘めています。 だから継続してやっていきたいと思うし、そのためには、まず最初にこの夏のツアーをやりたいんです。このプロジェクト30人の参加者が集まらないと、実施できません。福島を変える第1歩を踏み出すには30人の人を巻き込むことが今の条件なんです。普段訪れただけじゃ見ることのできない要素がたくさんあります。メンバーと地元の方が一生懸命作ってくれたプログラムです。是非参加してほしい。参加することによって、福島への意識や想いが変わるはずです。 『福島を感じて考えるスタディーツアー「スタ☆ふく」』ぜひご検討していただけるとありがたいです。 返信お待ちしております。   ブログhttp://jasp-sutafuku.jugem.jp/スタ☆ふくHP http://watalucky.com/jasp/tour/index.html JASPのHPhttp://watalucky.com/jasp/about.html

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ほのぼの、笑わされ、納得させられる人生相談の”爽やか間歇泉”をぜひ

8月14日 How  are  you  doing?

オリンピック、長丁場を、いろいろ楽しませてもらって、書きたいことあまた。

でも、当欄のさわやか間歇泉と自認する新聞人生案内の傑作を先に書きたくて。


ほんわか、笑えます、そして納得させられます、腑に落ちます。ぜひご一読を。

読売新聞811の記事。相談者には失礼ながら大傑作ショートストーリーです。

回答者は作家の高橋秀実さん。相談の見出しは「うるさくて臭い父 もう限界」。


 <相談>

高校3年女子。両親と弟との4人暮らしです。父のことで悩んでいます。

まず、父はうるさいです。部屋のドアを開け閉めする際、バタンバタンと大き

な音を立てます。せき払いもやかましくて、父の向かいの部屋にいる私は、勉強

したくても気が散るし、早く寝ようとしてもなかなか寝付けません。

 それ以上に困るのは、父が臭いことです。父が飲み会から帰ると、酒臭さが家

中に広がります。毒ガスが充満したような強烈なにおいで、市販の消臭スプレー

など役に立ちません。頭痛がし、気分が悪くなります。

 私や母は、父にうるささや臭さを何度も指摘し、「静かにして」「飲みすぎない

で」と言ってきました。でも、父は全く理解せず、「また何か言っているよ」ぐら

いにしか受け止めてくれません。もう我慢の限界。このままでは受験勉強の邪魔

になり、父を嫌いになりそうです。どうすればいいですか。(埼玉・K子)

<回答>

お父さんが「うるさくて臭い」とのことですが、あなたのお父さんに限った話

ではありません。男はみんなうるさくて臭い。要するに邪魔なんですよね。

 私も家では日常的に邪魔だと言われていますが、不思議なことにそう言われる

とちょっとうれしくなります。邪魔者としてその存在を認められているからです。

無視されるよりましですから。お父さんもあなたがかまえばかまうほどうれしく

て、かえって邪魔しようとするのではないでしょうか。

 とはいえ受験にさしつかえるのは困るので「いずれ、私はこの家を出ていくし

・・・・・・」と言ってみてはいかがでしょう。急にさびしくなってお酒も控えるよう

になるかもしれません。

 ただ念のために申し添えておくと、アルコールをやめても男は臭いです。加齢

臭ともいわれますが、恐らく我ら男は発酵しているのだと思います。あなたの好

きな人も一緒に暮らせばそのうち臭くなる。お父さんは身をもってそれを教えて

いるともいえるでしょう。

 健康を気遣うあなたの優しさをお父さんはきっと受け止めています。男のにお

いは成熟の証し。臭くて本当にすみません。          (以上)

                         (814 宮崎記す)

人間として成長した寺川綾選手と自分で自分を確認した北島康介選手

8月5日 How  are  you  doing?

ロンドンオリンピックが酣。たけなわ、ってこう書くことをwordで確認する。

五輪は、いろんなことを教えられる、スポーツ・オブ・スポーツってことか。

どの競技も超一流アスリートの闘いはやはり凄い。美しい。あのバトミントン

も凄かった。あいつらのアスリートとしての、人間としても誇りはシャトルの羽

(鳥の羽)より軽し、ということだけど。

日本人の活躍を新聞で読むと、試合の分岐点や綾などTVでは知りえない解説が

面白い。また話題になった選手、とりわけメダリストのエピソードが興味深い。

今日は、日本のメダリスト2人のことを、記憶に刻むために書いておこう。

    ×     ×     ×

女子100m平泳ぎ銅の寺川綾選手は北京代表選考会で敗退後、北島康介を育て

た名伯楽平井コーチの門下生となったが、指導の折々に「でも」と言ってしまう

後ろ向きの姿勢からようやく脱し、いろんな目標設定にチャレンジするようにな

って上達のスイッチが入ったそうだ。そして「人間が変わった」と平井コーチが

新聞でコメントしていて、感動的だった。

 チャレンジし、結果を出して「人間が変わる」とは、なんて素晴らしいことだ。

人生の妙味だと思う。

    ×     ×     ×

 体操のエース・内村航平選手は、団体総合の初戦で外国勢も含め誰も寄せつけ

ない得意種目である鉄棒で、まさかの落下をしてしまった(それでも銀を取った)

が、次の個人総合では、調子を取り戻してダントツで優勝し、「自分が自分である

ことを確認した」とインタビューに答えた。

 大一番に望む人間の弱さと強さを見せつけられたし、人間としての「自分を知る」

という心の営みが、インタビューでリアルに見えた気がした。また、技の習得や

上達は、「自分を確認する」ことなのだなと、体操競技における選手の心の営みに

思いを馳せた。

鉄棒の演技を見るたび、子供のころの大切なおもちゃだったバネ仕掛けの鉄棒

人形の大車輪を思い出すが、選手たちは機械ではない、生身の人間なのだと改め

て認識した。

 「汝自身を知れ」とは古代ギリシアの哲学者ソクラテスの言葉で、「自分を知る」

ことである。自分を知る、っていったって、実はなかなかピンと来ない。いつも、

なかなか。あるSNSで、小生、粗倉哲などと名乗っているけれど。

 「自分が自分であることを確認した」という内村選手のことを、しかと記憶し

ておきたいと思う。              

     ×     ×     ×

 オリンピックの佳話は、尽きない。またネタを見つけたら、書くことでしょう。

当欄の記事、書かずにおられない、思いを共有したい、ぜひ読んでもらいたい、

と思うものを書いていますゆえ。        (85 宮崎記す)

孤独死問題にまでアプローチする消費者個別相談態勢を!

7月28日 How  are  you  doing?

消費者行政のあり方について、このところずっと考えています。少し前にも、

当欄でそのことに触れました。

消費者行政にいま最も求められることは何でしょうか?
 「消費者相談」の充実
だと思います。先にもそう述べましたが、今一度、角度
を変えて、そのことを論じたい
と思います。

消費者相談の充実とは・・・・・・消費者のあらゆる悩みや困り事を引き受ける態勢

を整えることです。財政上の問題で相談窓口が縮小されている現状を前回見まし

たが、とんでもない。この時代、単に窓口を広げるだけでなく“相談何でもOK

の“個別相談態勢”を強化しなければなりません。それがあるべき姿です。ここ
で大事
なことは、財政上、窓口の縮小が仕方ないとしても、個別相談態勢の強化
は必須だということ
です。

なぜ必須なのか? デジタル時代・インターネット時代の進展と、一方における

高齢世帯・独居世帯の急増により、消費者相談の需要は著しく個別的になってきて

いるからです。

また消費者行政の現状はというと、消費者を守る体制は高度に洗練されたもの

になっており、ここにおける消費者行政は“相談何でもOK”の“個別相談態勢”

の構築を次の目標にすべきだ、と私は思っています。

消費者の権利や安全が業者によって犯されるか犯されないかのボーダーライン

の案件も、さらにはボーダーライン以下の案件も、行政はすべての相談を引き受

け、消費者がその案件の解決ができ、悩みから解放されるサポートをしっかり行

う体制作りをすることがいま求められている、と思うのです。

 個別相談態勢の充実により、孤独死だって相当救えるかもしれません。消費者

相談=消費者行政という観点から、孤独死問題へアプローチし実効が上がるなら、

それこそ消費者行政の勝利と言ってよいでしょう。

     ×   ×    ×

消費者行政の歩みを簡単に振り返ると――消費者を守る法律が長年月をかけ、

種々整備されてきた中で、民間ではADR(裁判外紛争解決手続)という消費者・

企業間の紛争処理機関が設置運用されるようになりました。また自治体としては、

例えば東京都の場合、消費者被害救済委員会を設け、消費者からの申し出を受け

紛争解決に向け「斡旋」や「調停」を行い、場合によっては消費者訴訟に対して

訴訟費用の貸付も行うという制度の充実強化を図ってきています。

こうした消費者保護の態勢は、戦後「主婦連合会」などによる不良マッチ追放

運動から始まり、物価との戦いや反公害運動を経て消費者が勝ち取ったもので、

いまや体系的により良く整理洗練され、まずまず評価できるレベルまで到達して

いると言っていいでしょう。

一方、そうした歩みの中で「自立する消費者」という目標を掲げた行政の各種

啓発事業が効果を上げ、消費者の自立は相当進んだとも言えましょう。

しかしそれでも、先に述べたように、時代の変化の中で消費者被害や消費者の

悩み・困り事は絶えず、多くの消費者が「迷える子羊」的存在だろうと私は見て

います。だから、“相談何でもOK”の“個別相談態勢”が必要なのです。

その態勢を有効ならしめるには、力量のある相談員をどう確保するかがカギな

のはいうまでもありません。相談員の力量をアップさせるための訓練も必要です。

そのことについては別な機会に検討することにします。

ところで、パソコンやスマホをもたない・利用しないといった人達、あるいは

相談窓口の存在を知らない情報弱者にどう対応するかが、1つの重要なポイント

になります。この問題もなかなか厄介、別な機会に考察することにします。

                        (728 宮崎記す)