Yearly Archive: 2011

アイロンをかけた

10月17日 How are you doing

朝起きたら、一番でアイロンかけをした。お昼ごろから2つ3つ用件が入っているのが
分かっていて、神さんも忙しいスケジュール気配だったため、こりゃあ、自分でやらなきゃ
イカンかと自然と思って。いや、そんな気分で、率先してアイロンかけをしたのは人生
初めてのことだった。仏心がきざしたのか。
シャツ1枚、以前にも何回かやった経験はある。なんてことはないのだが、ビューティフルと
いうわけにはいかない。中でも襟は難しい。袖口と胸のボタンのある一列もそれなりに。
かけ終わると、ぶら下げて行って「ほら」と神さんに見せた。一瞬ののちにそれと判った
神さんが「やれば出来るじゃない」と一応、労ったあと、「襟とボタンのところがキレイにやれ
れば一人前ヨ」と。ンンそうだな。その通り。いつか、あんたより上手くなって見せるけん、
待っとれヨ、と思った。
女房にずっと押し付けてきたアイロンかけ。ああ、それぁやっぱ、褒められたことじゃぁ
ないな、と思った。それだけ。それ以上はなし。そして思った。アイロンかけって、バカ
にしたもんじゃない、結構楽しいじゃないか。なぜって「非日常」だから。とすると、オレ
の周りには非日常がいっぱいあるぞ! いろいろ楽しんでやってみるかと、少しだけ
思った。そんな朝体験をした。

夕方、神さんの靴のショッピングに付き合わされた。アッシーくんのついでに。いやはや、先に
見定めていたというのに、それでも、1時間、いや正味2時間ぐらいかかったかな。まあ、
よくあれこれ、選ぶもんですね、女というのは。でも、文句一ついわず、じっと待てた。
最後、ショルダーバッグ選びを手伝ってやる「余裕」まで自然と出せた。
いや不思議、不思議。こんな経験、人生初めてであった。「自然と生きる」(俳句ブログ)
に書いたけど、「老境」かな。朝の仏心と合わせ、やっぱ老境は本物かも。明日早朝発
で畑に行くんだけれど、この心境、ぜひ書いておこうとワードを叩いた次第。
                               (10/18  宮崎記す)
ps)オレなら、靴選びは3分。自慢じゃないが。背広だって5分だね。時間がもったいない、
なんて感覚じゃなくて、そうしたことは直感主義なんだ。おっつ、これだ、と選んで、あとは
サイズを合わせて終わり。では、ご同輩、良い夢を。

サマーセット・モーム

10月16日 How are you doing

妻に勝てないものがある。クラシック音楽である。FMラジオから流れる
曲を聴いていて、「あれなんだっけ」と久しぶりに聴く曲名が思い出せず、
妻に聞くと、たいてい解決する。しかし上には上がいる。あの青島広志
さんである。ずっと前にテレビ番組で「イントロ当て競争」をやっていて、
青島さんの、どんな曲も始めの音が鳴るや否や正解を答えてしまう姿に
舌を巻いたものである。それで青島さんを一層身近に感じ好きになった。

来る22日、鎌倉の深沢支所ホールでわが「深沢混声合唱団」が発表す
る5曲中の1曲はオタリアの古曲「Vergin,tutto amor」(きよらのおとめ)
=F・ドゥランテ作曲=で、これの洒落た編曲を書いているのが青島さん。
わが井の中で尊敬している妻のクラシック・ワールドなど青島さんの足元
にも及ばないのだが、青島さんはいまや畏敬の存在。発表曲をせめて、
編曲者の感性を感じ取って歌わねば、と思っている。発表会は、いわば
公民館文化祭で、私にとっては10何回目の発表になるのだろうか。楽し
く歌う、がモットーの中高年混声。楽しさを聴きにきてください。

どの世界にも驚くべき才能をもった御仁がいる。つまり上には上、という
ことだが、机上において、努力目標にせねば、と思わされた人が拓殖大
学学長の「渡辺利夫さん」の新聞記事である。2ヶ月ほど前の日経新聞
夕刊「こころの玉手箱」というコラムの渡辺さんの記事(連載1回目)。
机上の記事が「書いてくれ」と言っているように思えて、今日書くことにす
る。記事の一部を以下に。ここから先を、ぜひ読んで下さい。

<(略)金銭に多少のゆとりを得た父は、5人の子供のうち1人くらいは名
のある大学に進学させたいと考え、その役が私に回ってきた。父方であ
れ母方であれ、血族の中に大学に入った者など当時は誰もいなかった。
荷の重いことではあったが、父の意に副わないわけにはいかない。
山梨英和学院に通っていた姉がテキストに使っていたサマーセット・モー
ムの『人間の絆』を私にくれた。初めて手にする英語の本である。こいつ
を読み込んでやろうと決意し、辞書が黒ずんでくるほどに引きつづけて読
み進むものの、内容がまるで伝わってこない。
しかし、数ヶ月の悪戦苦闘の末に、まったく突如としてモームの文章が豊
かな意味関連をもって頭の中にすーっと入ってくるではないか。勉強とは
こいうことなのかと思わされた初めての経験であった。モームの原書を東
京の丸善から取り寄せては読み、読んでは取り寄せていっぱしの文学少
年であった。>

渡辺さんの、この体験の凄さ。名著中の名著かつ大著中の大著『人間の
絆』をこのように自家薬籠のものとした人を知らない。2ヶ月ほども時間が
取れるとき、読み直そうと何度チャレンジし、忙しくて中座しているうち投
げ出すことが何度あったか。忙しい、とは「心」を「亡くす」こと。ダメだな。
そういう反省もあるものだから、手元に切り抜いておいている渡辺さんの
「モームの記事」である。
妻が5,6人のおばさん読書家たちと長らく続けている読書会の、妻が最も
畏怖していた超読書家のSさんが急逝されて何年経つのだろうか、明日
の命日にお墓参りをするので近くまでアッシー君をするよういわれている。
モームの『人間の絆』こそ、名著の最高峰と、Sさん以下みんなの意見が
一致していたと聞いている。いま集中の2か月が欲しいボクである。
                          (10/16  宮崎記す)

行政に要求しよう、放射線量測定器を市民の利用のため調達せよと

10月14日 How are you doing

柏市に放射線量のセルフ検査を提供する会社が現れたという新聞記事に
ついて先に書きました。NPO食と農、の会員でもある同じ食関係のNPOを
主宰するヨネザワさんからさきほど電話があり、ちょっと意見交換しました。

彼、そのニュース知っていました。「あした東京でお母さんたち向けの食の
講演会を開く」ということでの放射能問題についての意見交換でした。
「原則論だけ語り合っていてもしようがない」ことで意見一致。で、これから
「お母さんたち、具体的にどう行動していったらいいか」へ話を進め、いろ
いろあるだろうけれど、柏のセルフ検査はいかにもタイムリーで実効性ある
アクションではないか、つまり、行政こそ、そんなセルフチェックを市民がや
れる体制を作るべきではないか。という結論に至りました。

柏市の、セルフ検査事業を展開する会社「ベクミル」は、放射線量検査機器
を100万~200万円のもの8台を供えた(東京新聞)というではありませんか。

そうした機器を行政が買い、市民の利用に供すべきではないですか。ベクミル
がそのことを教えてくれました。私は、そのように解釈します。もっと高く、精度
も高いものを買ってもいいでしょう。ベクミルの機器では、20分で1検体の検査
ができると書かれていました。市民がかわるがわる利用するのに、1台しかな
いとしても、市民は納得でしょう。毎日必要とする各家庭の料理の食材を全部
検査するというわけには行かないとしても、100点に1つ、1000点に1つでも
自ら検査する意味は大きいはずです。

行政に、野菜や土の放射線量を測定する機器を、市民のための購入させる
働きかけをしましょう。それだけ言いたくて、新聞記事の続の話を書きました。
                           (10/14夜 宮崎記す)

千葉県柏市の会社が「放射性物質のセルフ検査」事業を開始

1013日 How  are  you  doing


音楽の話を続けましたが、イベント(湘南童謡楽会の旗揚げ)のため数日間の

新聞の溜め読みを今日、しました。表題の重要な記事を「東京新聞」から発見、
見逃さないでよかった。と喜んだついでに、ひょっとして他紙などでこの情報を

知っている人もいるかも、ですが、情報のお裾分けいたします。

原文を収載します。以下です。


<「ホットスポット」と呼ばれ、周辺より比較的高い放射線量に不安の声が強い

千葉県柏市で、食べ物や土に含まれる放射性物質を市民が自分で計測できる民間
施設が、11日にオープンする。
市内でIT企業を経営する高松素弘さん(47=茨城県守谷市=が開設。放射能
の単位ベクレルにちなみ、また見えない放射能を見えるようにする意味も込めて施設
は「ベクミル」と命名した。
JR柏駅近くの雑居ビルの2階に設け、利用者自身が持ち込んだ検体を測定する
レンタルスペース方式。
 測定器の精度により、料金は20分間で9803980円と異なるが、1件数万円
かかる検査機関より割安で、結果もすぐ分かる。
 開設のきっかけは6月、子育て中の親たちから「子の口に入るものの安全性を
確かめたい」と測定器を求める声が上がったこと。4歳と9歳の子をもつ高松さん
も、対応に及び腰な行政の姿勢に疑問を持ち、1100万~250万円の測定器を
一気に8台発注した。事業として採算を取りながら市民の安全につなげたいという。
 
 関係者向けのプレオープンには土や野菜を手にした人が次々と訪れた。高松さん

 は「土は数値が跳ね上がるが、食べ物では低い数値を見て安心していただいている」
と話している。
 利用は完全予約制。問合せはベクミル=電話04-7189-7416=へ。>

 検査の精度がどの程度か分かりませんが、機器により料金が違うというので、高い
方の機器でやれば、相当信頼性が高いのではないかと思われます。問い合わせれば
はっきりするでしょうが。
検査料金が安いのと、すぐ結果が出るという点が何よりの魅力です。ちなみにさる
7月、NPO食と農が「財団法人食品分析センター」に依頼し、筑波農場で生産した
ジャガイモを検査したら21000円かかりました。知り合いの茨城県かすみがうら市の
農家が自作の米の検査を「同位体研究所」で行ったら、15750円かかったそうです。
参考までにその結果は、ジャガイモはセシウムの検出限界値が3・6Bq(ベクレル)、
米は1Bqで、両方とも放射性物質は「検出せ

湘南童謡楽会の旗揚げをしました

10月12日 How are you doing

昨日、書いたように、10/12、湘南童謡楽会第1回目の月例会を藤沢労働会館で
開いて会を旗揚げしました。音楽を愛する、人として共感できると確信のもてる同好
の方々80人が駆け参じてくれました。代表・宮崎が、会の趣旨・コンセプトをしっかり
開会スピーチで説明しました。ご縁を得ての、新しい知人たちというわけです。わくわく
します。嬉しいですね、こういう出会い。たがいに理解し合い、協力し合って、楽会を
発展させていきたいと、いや、いかなければならぬと、心に誓いました。

第2回の月例会は来月11/9(水)、同じ藤沢労働会館で、午後2時開演で。お近くの方、
一度覗いてみてください。湘南の街から、「新しい音楽ウェーブ」を起そうという会です。
きっと、何か、新しい発見をしていただけると思います。ブログを見て来た、という人と
遭遇してみたいですね。以下に、旗揚げの会の代表のスピーチをアップロードします。
どうぞ、ご笑覧ください。

みなさんこんにちは。ようこそいらして下さいました。私は湘南童謡楽会の
代表を務める宮崎隆典と申します。今日はこのように賑やかに童謡楽会の旗揚
げができますことを、たいへん嬉しく思います。みなさん、ほんとうに有難う
ございます。

私は、名前は宮崎ですが、出身は熊本です。35年前から鎌倉に住んでいます。
4日前に68歳になりました。私はいま月に何回か茨城の筑波山麓へ通って、畑を
借りて野菜作りをしています。また週に1回、中高年の混声コーラスグループで
歌のハーモニーを楽しんでいます。だから見かけはこうですが、心は青春その
ものです。
 さて湘南童謡楽会です。幸いなことに日本には、外国に羨ましがられるような
優れた童謡や愛唱歌や歌曲が五万とあります。童謡で言うなら、いまや国民歌と
言ってもいいほど親しまれている『故郷』を始め、この季節の『赤とんぼ』や、
『里の秋』『焚き火』などなどがあります。歌曲なら『荒城の月』、愛唱歌なら
『知床旅情』など枚挙にいとまがありません。

でも、歌わなければ宝の持ち腐れです。そこで、湘南童謡楽会は、立ち上がり
ました。これらの名曲を歌唱指導者のリードの下に、会場に集まったみんなで、
心を込めて、思いっきり歌っていこうと計画したのです。

名歌はどれも、優れた音楽性をもち、感性豊かな歌詞で作られています。今日
はみなさん、そういう名歌の世界にどっぷり浸り、どうか存分に歌って下さい。
そして、己れを開放して下さい。みずみずしい心、感動する心を取り戻そうでは
ありませんか。
 これから私たちは毎月12時間、みなさんに「音楽の素晴らしさ」に浸ってもら
時間を提供していきます。ずっとみなさんが湘南童謡楽会に参加され、例えば、
童謡楽会で生きる楽しさや勇気が増したとか、もしかして、慢性胃炎が治った、
などと言って下さるようになれば最高です。

そう願って、運営委員一同、懸命に頑張ってまいります。湘南の街から新しい
「歌の波」を起こすべく、みなさんとともに手を取り合って進んでいきたいと思
っています。どうぞ末永く、よろしくお願い申し上げます。

以上、簡単ですが、湘南童謡楽会の旗揚げのご挨拶を申し上げました。有難うございました。    (10/12 宮崎記す)