行政に要求しよう、放射線量測定器を市民の利用のため調達せよと

10月14日 How are you doing

柏市に放射線量のセルフ検査を提供する会社が現れたという新聞記事に
ついて先に書きました。NPO食と農、の会員でもある同じ食関係のNPOを
主宰するヨネザワさんからさきほど電話があり、ちょっと意見交換しました。

彼、そのニュース知っていました。「あした東京でお母さんたち向けの食の
講演会を開く」ということでの放射能問題についての意見交換でした。
「原則論だけ語り合っていてもしようがない」ことで意見一致。で、これから
「お母さんたち、具体的にどう行動していったらいいか」へ話を進め、いろ
いろあるだろうけれど、柏のセルフ検査はいかにもタイムリーで実効性ある
アクションではないか、つまり、行政こそ、そんなセルフチェックを市民がや
れる体制を作るべきではないか。という結論に至りました。

柏市の、セルフ検査事業を展開する会社「ベクミル」は、放射線量検査機器
を100万~200万円のもの8台を供えた(東京新聞)というではありませんか。

そうした機器を行政が買い、市民の利用に供すべきではないですか。ベクミル
がそのことを教えてくれました。私は、そのように解釈します。もっと高く、精度
も高いものを買ってもいいでしょう。ベクミルの機器では、20分で1検体の検査
ができると書かれていました。市民がかわるがわる利用するのに、1台しかな
いとしても、市民は納得でしょう。毎日必要とする各家庭の料理の食材を全部
検査するというわけには行かないとしても、100点に1つ、1000点に1つでも
自ら検査する意味は大きいはずです。

行政に、野菜や土の放射線量を測定する機器を、市民のための購入させる
働きかけをしましょう。それだけ言いたくて、新聞記事の続の話を書きました。
                           (10/14夜 宮崎記す)