Author Archive: miyazaki

反風評活動を

4 月5日 How are you doing

ほぼ毎日という方針なのに、ほぼ毎週になってしまい、心苦しいです。
原発事故の収束がなかなか見えず、いや、出口も見えず、心配です。
NPO食と農としては土壌汚染が一番の心配。一応落ち着くまで数か月
かかると言われていて、近々やりたいサトイモ、それに続きサツマイモ
の植え付けまでに、放射性物質の飛散にストップがかかりそうになく、
やきもきしています。先行き不透明でも植える手かなと思っていますが。

当欄でも何度か書きましたが、食品衛生法上の暫定規制値を超えない
茨城県産や千葉県産の野菜を、風評を跳ね返して消費者がどう食べる
か、消費者個々の問題だとしても、反風評活動をし、生産者の苦境に
応えるのも大切なことだとボクは思っています。暫定規制値の正当性を
信じるしかないと思っているということです。いろんなデータを隠している
政府の間違った事故対応を見るにつけ、暫定規制値を定める厚労省も
同様じゃないか、とも思いますが「自分はこれを拠り所に、これを信じて
進む」というのがなくては動きがとれませんから。

ボクが代表を務める童謡研究などを目的にした「湘南童謡楽会」では、
風評被害を跳ね返す活動も含めた「震災支援のチャリティコンサート」を
6月に鎌倉市で、7月に藤沢市で開催することにし、会場を確保しました。
東京芸大の学生さんたちにノーギャラで出演していただきます。この2回
ともオーボエ四重奏です。会場費を除き全額を被災地への義捐金にする
ほか、NPO食と農、の活動拠点である茨城県石岡市のJA八郷農協など
と協力して<風評野菜>を会場で販売し、売り上げ全額を<風評支援>
にしたいと計画しています。詳細はおって当欄でもご案内します。
コンサートはもちろん参加無料です。少しずつのポケットマネーをcharityして頂ければと願っております。よろしくお力添えをお願い致します。

am10:48 I’m OK

爽やかな話です

4月1日 How   are  you doing

3月一杯で定年退職という鎌倉市立手広中学の斉藤美代子校長先生 
を表敬訪問しました。ご苦労様を申し上げるのと、ある頼み事があって。
校庭へ入ると、部活で土曜日活動中の、陸上部などの生徒達が口々に
「こんにちは」と遠くから声をかけるではありませんか。びっくりしました。
気持ちよかった。ボクも大声で「こんにちは」と返しました、それぞれに。

校長室で真っ先にこのことを斉藤校長に話し、「あなたの薫陶が行き渡り
ましたね」と言いました。どんなときどういう指導をされたか分かりません
が、この熱血校長の指導のはずと見越してのことでした。斉藤校長、喜ん
でいました。きちんと見るところを見てやらないといけません・・・とは教育
委員時代の心構えを引きずってのこと・・・ではなく、自分がどんな立場で
あって、どんな立場の相手を見る場合にも共通して大事なことと思って、
そう申し上げたのです。肝胆相照らす仲の斉藤校長、素直に喜び、さらに
こう続けたのです。

先日、80歳過ぎのおばあさんがわざわざ学校を訪ねて来られて、嬉しく
てお礼を言いに来ました、って仰るんです。「てび中の生徒達がみんな、腰の曲がった私にも、きちんと”こんにちは”と挨拶して行きました。校長 先生、よく指導なさいました。挨拶一つで、人の心は繋がるんですよね。 これからも あなた頑張りなさい」って。

pm4:10 I’m  OK

原発対応、とにかく遅い

3月30日 How are you doing

今朝の新聞。東電福島第一原発事故を受けて、海江田経産大臣が
他の電力会社の原発のリスク管理に関し、電源が切断されたときに
備えて、もう一つの電源を確保しておくこと、などなど細かい対応策の
策定を指示したという。

えっそれもいままでなかったんかい!? と改めて驚く。なかったから
東電事故の今日の右往左往があるわけだけれど。原発のリスク管理
がまったくなってなかったことが分かった。今後の原発行政の行方が
厳しくなるな、これでは。

さて。緊急時のいろんな体制作りだが、確かドイツだったか、一朝こと
あれば、公園とか広場とか庭園とか、さては個人の庭までを急遽、畑
に転換し作物を栽培する精密な計画が出来ているはずだ。また食品を
移動するためのトラックの出動に至るまでのキメ細かい計画である。

一方、スイスでは米、麦、砂糖、コーヒーに至るまで食品事業者には何
を何か月分ストックすべし、という義務と、個人にはそれを任意で鋭意
実行するようにという規定があることはよく知られている。
米国のFEMA(連邦緊急事態管理庁)の徹底した国土保安・国民保護
体制は、模範的とされる。いま他国の優れたリスク管理体制をウンヌン
するときではないだろうが、そんなことを想起させてしまう政府のお粗末
な、じれったい動き・・・。じりじりします、憂鬱です、腹も立ちます。

pm12:16  I’m  OK

おい、トップ、しっかりしろよ

3月29日 How are you doing

原発事故がどんどんおかしくなってきた。3・11以来の新聞記事(切抜き)
を読み返せば、ほんとうに「どんどん悪化」である。「予断を許さない」との
条件つきで(今にして思えば逃げを打ちながらだったか)、たいした問題
には発展しないだろうとの政府アナウンス、識者のコメント、マスメディア
の報道であった。二重、三重、四重のセイフティネットが原発には施されていることが強調され、多くの国民がそう信じそう期待した。しかし、一抹
の不安があった。

枝野官房長官の発表ぶりが初めから<言い訳じみていた>。どこが、に
ついてはいちいち言わないが、明らかにそうであった。建屋が水素爆発し
吹き飛んだのがTVの映像で明らかなのに、長官は会見で長時間に渡り
認めなかった。菅総理の国民へのメッセージも被災者へのお見舞い優先
で、自らが鬼となってリーダーシップを発揮し、原発事故にも被災の救済
にも結果を出すという宣言でなく、頼りなげだったしもたもたした印象であ
った。案の定、特に原発事故の対応では、すべてが生温く後手後手だっ
た。なぜ、外部電源の確保に即乗り出さなかったか、通電して機器が使
えないこともあることを想定し、なぜ即代替品の準備をしなかったか、炉
心や使用済み核燃料の収納プールへの注水に、なぜ初めから真水を準
備しなかったか。これらのことを手詰まりになって次を準備するなどという
幼稚な対応でなく、事故後、すべてのことを即刻手を打っておいたなら、
28、29日になり1000ミリシーベルト/h以上という高濃度の放射能をもった
水が管理区域外に出てしまい、さまざまな復旧作業さえ出来ない状態に
などならなかったはずだ。とにかく3・11初日から、政府の対応が遅い、という危惧を私は強くもった。それが「一抹の不安」であった。

作業員が長靴も履かず修復作業をし、水溜りでくるぶしまで水に浸かり
重大な被爆をしたのは、現場での情報の共有が出来ていなかったため
だとか、28日に明らかになった管理区域外のトレンチとかいう坑道が漏
水で溢れんばかりになっているのを、作業員がたまたま見たら(といった
ニュアンスの発表)そうだった、といったおよそ信じられない話がぼこぼこ
出てくる。1000ミリシーベルト以上というのは、計器がそこで振り切れた値で
あり、それがどれほど高い数値であったか分からない、とのたまう。ふざ
けた話である。それ以上計れる計器を使って正確に計れ、と言いたい。

それもこれも、政府特に菅総理のリーダーシップの欠如が因、と言うしか
ない。日経新聞によると、「日本IBM」は地震発生後4分後に、保守部門
の遠隔会議システムが動き出し、1時間後には被災地・仙台事業所を含
む全国の拠点を結び状況確認が終わり、本社では災害対応で全権をも
つ全社災害対策本部が立ち上がったという。こうした企業の、またはボラ
ンティアなどの素早い行動も、対比的に政府の生ぬるい対応もこれから
さまざま検証されていくだろう。

では、いったいこの「どんどん悪化」はいつ収拾するのだろうか。あるいは
最悪のシナリオへ突き進むのだろうか。新聞で「あと2週間ぐらいで一段
落するだろう」という専門家のコメントを今日29日、初めて目にした。そう
祈って見守りたいと思っている。「首都消滅」だとか「日本沈没」だとかいう
悲観的過激な物言いや本のタイトルが目立つようになってきた。この威勢
のよさはなんだ。前回も書いたが、収拾か沈没か、どっちが本当なのか。
冷静に事態の推移を見極めていくしかない。いまも、そう思っています。

pm11:31  I’m  OK

風評に抗して

3月26日 How are you doing

今日、茨城県石岡市の農場でジャガイモを植えた。北ないし北西の強い
風で、放射能飛散が心配だったが、メンバー7人が集まった。畑のすぐ
目の前の田圃でハウスイチゴを作る農家のイチゴがぱたっと売れなくなっ
たと聞いた。地震でその農家の屋根瓦が飛んでダブルパンチだというので
みんなで2000円ずつイチゴを買って、”支援”した。

ジャガイモの畝には黒マルチをかけ、ジャガイモに直接放射性物質が当た
らないよう処置した。ジャガイモは「取れても売れない」と喧伝されいるが、
現状で収束すれば、風評に終わるだろう。

原子炉で核分裂が続き火災が起きて大災害となったチェルノブイリ事故が
頭をかすめる。しかし、報道から判断する限り、そのような最悪の事態には
ならないようだ。原発ヤバイ派の専門家を含めた人たちの見方には悲劇的
なものもある。収束する可能性は「0.001%」などと予想する意見もあるが、
本当なら、それこそヤバイ。政府発表・マスメディアの発信はウソづくめとの
批判もある。でも、どう見ても”大本営発表”には見えない。

どっちの見方が真実か? あまりにも専門的過ぎるこの問題でほとんどの
国民は戸惑うばかりだ。難しい問題であるが、国民にとって大切なのことは、
まず冷静に事態を受け止める姿勢だ。次に入り混じる様々な情報のどれが
真実か見極めることだ。情報を発信する人には、微塵のウソも許されない。
揣摩臆測もダメだ。最悪の事態を声高にアジテーションするのも絶対にイケ
ない。さて、どう現状が収束するのか、さらに悪化するのか。

冷静に、見極める姿勢を忘れずにいましょう。という基本方針で我々NPOは
ジャガイモを植えたし、4~5月には例年のようにサトイモ、サツマイモ植えてい
きます。風評だけには、絶対に乗りません。
26日深夜、ねぼけて書いたのを27日朝、書き足しアップします。

pm12:59 I’m  OK