風評に抗して

3月26日 How are you doing

今日、茨城県石岡市の農場でジャガイモを植えた。北ないし北西の強い
風で、放射能飛散が心配だったが、メンバー7人が集まった。畑のすぐ
目の前の田圃でハウスイチゴを作る農家のイチゴがぱたっと売れなくなっ
たと聞いた。地震でその農家の屋根瓦が飛んでダブルパンチだというので
みんなで2000円ずつイチゴを買って、”支援”した。

ジャガイモの畝には黒マルチをかけ、ジャガイモに直接放射性物質が当た
らないよう処置した。ジャガイモは「取れても売れない」と喧伝されいるが、
現状で収束すれば、風評に終わるだろう。

原子炉で核分裂が続き火災が起きて大災害となったチェルノブイリ事故が
頭をかすめる。しかし、報道から判断する限り、そのような最悪の事態には
ならないようだ。原発ヤバイ派の専門家を含めた人たちの見方には悲劇的
なものもある。収束する可能性は「0.001%」などと予想する意見もあるが、
本当なら、それこそヤバイ。政府発表・マスメディアの発信はウソづくめとの
批判もある。でも、どう見ても”大本営発表”には見えない。

どっちの見方が真実か? あまりにも専門的過ぎるこの問題でほとんどの
国民は戸惑うばかりだ。難しい問題であるが、国民にとって大切なのことは、
まず冷静に事態を受け止める姿勢だ。次に入り混じる様々な情報のどれが
真実か見極めることだ。情報を発信する人には、微塵のウソも許されない。
揣摩臆測もダメだ。最悪の事態を声高にアジテーションするのも絶対にイケ
ない。さて、どう現状が収束するのか、さらに悪化するのか。

冷静に、見極める姿勢を忘れずにいましょう。という基本方針で我々NPOは
ジャガイモを植えたし、4~5月には例年のようにサトイモ、サツマイモ植えてい
きます。風評だけには、絶対に乗りません。
26日深夜、ねぼけて書いたのを27日朝、書き足しアップします。

pm12:59 I’m  OK