[食育の至上目的は「健康づくり」教育]
◆「食育」につき書いていきます。<食育アラカルト>と題することとします。
この記事の目的は、子供たちが小さい時から、「健康」とはどういうことか、
身体の仕組みや働きを「食べ物」と関連付け、体に沁み込ませて理解して行くよう、
分かりやすくイラストや漫画を使って教えることが不可欠と考えており、そのための
教材作りをすることです。当NPOではこれを具体的な活動目標にしています。理屈っぽ
く言えば「健康づくり教育」こそが教育の真の目的であり、「食育」はそのための手段と
位置づけるべきだと考えているからです。
◆上の考えに立ち、そうした「健康づくり教育」を仮称『健育』と呼んで、その
教材作成を2,3年先ををめどに進めることとし、そのための材料集めの意味
でこの<食育アラカルト>を綴っていきます。
◆農水省のホームページには「食育」について次のように書きます。
《食育は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、様々
な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現
することができる人間を育てることです。》
◆ん、ん。分かります。でもちょっと違うなあ・・・・というのが私の受け止めです。次のよう
であって欲しいのです。
《食育は、・・・・・・・健全な食生活を実現し、それを心身の「健康づくり」に結びつけること
のできる人間を育てることです。》
(宮﨑記)