サトイモの芽出し作業など

<作業報告 5月14日(木)> 

左が里芋(マルチに穴を開けて、里芋の芽を出した)と、右が生育中のジャガイモ

左が里芋(マルチに穴を開けて、里芋の芽を出した)と、右が生育中のジャガイモ

石岡市のNPO筑波農場。大友さんとわが夫婦の3人で出動。雨の日の後

好天の日。風少し。気温ぐんぐん上がり、水補給しながらの作業だった。

作業は、里芋と菊芋の「種芋の芽出し」作業とヤーコンの苗植えの2つ。

芽出し・・・は、1ヶ月前の前回作業で畝を作り、畝の中に種芋を深さ5cm

程度に埋め込み、その上からビニールマルチをすっぽりかけたその種芋たち

が、芽を出そうとしているのを、ぼっこりと盛り上がった場所を目当てに、

マルチにハサミで穴を開け、芽を出してやる作業だ。

初めから穴を開けておき、その場所に種芋を埋め込むやり方を例年はして

いるが、今年はこの方法で。たいした理由はないし、どちらが良いとも言え

ない程度の違い。ちょっと別の方法を試してみようかと思って。

 

 ヤーコンの苗植え・・・は畝を作り、その下部に鶏糞を入れ、再びまあるい

カマボコ型の畝にし、その上にマルチをかけ、30cm間隔で穴を開け、そこ

にポットで育てた苗を土ごと移植する作業だ。こっちは苗を植えるのだから

初めから穴を開けておかないといけない。

 ヤーコンの苗は、昨年12月にポットや魚箱に大量に「種の芽の部分」を

1つ1つカットして埋め込み、庭の隅において水遣りなどの管理をし育てた

もの。第一弾として200本ほどを植えた(第2弾で100本ほど追加予定)。

 

 3月末に植えたジャガイモは、写真のごとく順調に生育中で、満開の花を

咲かせるのも近いだろう。その隣りで、芽出しをした里芋もこれから梅雨時

へかけ一気に生長していくだろう。

少し離れたところに植えた菊芋も芽出ししてやった。これからが生育期で、

隣りのヤーコンとともに、梅雨時から夏へ向け見る見る成長していくだろう。

 

 以上、4点のイモ類に加え、もう1点サツマイモの苗を6月初めに植える

予定で、これで芋類5点の植え付けが終わる。

 5/14の作業で今年前半の作業を(サツマイモを除いて)終了し、ほっと

一息である。これからは月イチぐらいの割で出動し、畝の間の草を草刈り機

を駆って、超高速で回転する草刈り機の刃で、草が伸びようとするのを、根

っこから切り取る作業をする。草の伸びも早く1ヶ月で10cmにも伸びてい

くが、超高速の刃でイチコロである。

されば、これからも1ヶ月1回の除草の出動あるのみ。

 

 畝作りも、マルチ掛けも、種の埋め込みも、苗植えも、ニコニコしながら

やったものだ。それが「農業を楽しむ」鉄則。20年の農業体験(趣味的だが)

で得た心の高見である。これから続く夏場の作業である、立って草刈り機を

操る作業も、もちろん「楽しむ農作業」の1つである。

 論語に謂う、知ること→好むこと→楽しむことの、一番の高見である楽し

む農業の、もっとも楽しい収穫が、6月末~7月初めのジャガイモの収穫で

ある。仕事に忙しい仲間(サラリーマン現役もいる)も参加しての収穫が、

大いに楽しみだ。       (5/20アップロード 文責:宮崎)