ジャガイモの芽出しとサトイモの種植え

4月24日 How are  you  doing?

2013年4月20日(土) 

<ジャガイモの新芽が出たぞ!>

●NPOつくば農場(旧八郷町)での4月の農耕作業が20日行われ、小生を含め10人の参加者が心地よい汗を流した。この日の主な作業はジャガイモの新芽を畝を覆ったマルチを破って外へ出してやる作業、そしてサトイモの畝作り~種植え~マルチかけ、大根の間引き、最後にタケノコ堀りといっぱい。

●この日は陽春とはいえ、どんよりした曇り空で少し肌寒い感じ。約3週間前に種植えしたジャガイモの新芽をマルチから外へ取り出す作業は――①まず、畝に張ったマルチを突き上げるように芽を伸ばそうとしているジャガイモの芽のボコッとした出っ張りを見つけること(マルチがけの畝を良く見るとボコッとした出っ張りが30センチ間隔で捜せる。まだ芽が出ていないところもある)②出っ張りを確認したら新芽を傷つけないようにその周囲のマルチ(ビニール)をハサミを使って破り取り、新芽を外に出してやる③新芽の茎が何本もあれば弱そうなものを1、2本折り取る「芽かき」も一緒に行う、という手順だ。

●宮崎さん(NPO食と農の理事長)の、作業ポイントの説明を受け、マルチの出っ張りを手で確かめ確かめ、黒いビニールにハサミを入れる。すると、中から「早く外に出してくれ」と言わんばかりの新芽が指に触れる。「いま出してやるからな、待っていろよ」と優しく語りかけながらビニールを破ると、中から黄色い可憐な色付きをした新芽がニョッキリと姿を現した。新芽にそっと触れると、新芽は人間の赤ちゃんの手のように柔らかく、薄黄色の色合は透き通っていて新鮮でこの上なく美しかった。黄色い芽は、太陽の光を浴びてほどなく緑色の葉っぱになっていくのだそうだ。  
(文責 藤田実)


ジャガイモの芽2

ジャガイモの芽3

<サトイモを植える>

●藤田さん、新鮮な原稿、ありがとうございます。続きは宮崎がバトンタッチして。次の作業は、サトイモの種植えだ――。

●ジャガイモはナス科で、なるべく同じ場所での連作は避けるのが良い(専門的には嫌地を起こすといい、作柄が悪くなる)ので、一昨年、昨年と栽培したサツマイモの跡地に植えたが、サトイモはその心配がなく、昨年豊作となった同じ場所に植えることにした。ただ、昨年と違えたのは、その栽培法である。

どう違えたか? サトイモが最も盛んに生長する夏場、その草取りが大変なので(ジャガイモは6~7月で収穫を終わるのでまだよいが)、畝の草取りを楽にするため、今年はサトイモも畝にマルチをかけることした。実は、サトイモは肥料を沢山欲しがるため、夏場に1,2回、追肥をする必要があるためマルチをすると追肥の作業がややこしくなるが、追肥はマルチをカッターで裂いて、そこから肥料を与えてやろうと目論んでのことだ。まあ、なんとかなるはず、と高を括っている。

●ということで、耕運機をバック運転し(両側に土を跳ね上げて畝を作ってくれる)、畝を作った。畝の底に鶏糞を1列50メートルほどに15kgほど散布した後、さらに2度バック運転し高さ20センチほどの畝を作り、その上にマルチを張った。腕力自慢の男性がマルチの左右の端に、畝の間の土をスコップですくい取り、土をかけ足で踏みつけマルチを張って行った。その上に