3月5日 How are you doing?
3月3日にアップロードしたつもりの、表題の原稿がアップどころかあっぷあっぷで
どこかへ消えていることに気付きました。4日に書いた分は、3日の記事に続くもの
のつもりでした。行方不明につき、逆になりますが、大急ぎで3日の分をアップロード
します。
アルツハイマーに関するものです。今日の分が書き出しとなります。
5日の原稿→4日の原稿と言う順序でお読み下さい。話の筋道が通るはずです。
すみませんでした。以下が、アルツハイマーを含む認知症を予防するノウハウの中心
をなす「食べ物」に関する、アメリカの医者の驚きの論文(本)です。
認知症にならないための決定的予防法』(河出書房新社刊)を読みました。
アメリカの精神内科医のヴィンセント・フォーテネイスさんが長年の臨床体験
を基に書いた、驚きのタイトルの本。<認知症>の<予防法>というではあり
ませんか。しかもアルツハイマーにだって予防法ありと。可能認知症のことを
昨年夏以来さまざま勉強していて、やっとこの本に出会い、ショックを受けて
います。この本の中からエキサイティングな情報(記述)をしばらく連続して
アップロードします。長らく休載したお詫びのしるしとして。
同書はアメリカで発行されたのが2007年、6年も前のこと(日本での発行
は2010年4月)で、われながら情報の遅さを反省しています。
【アルツハイマー予防食はグリセミック指数の低い食品を推奨】(同書p116)
とうたっています。同書の記述のまま書きます。
グリセミック指数は、炭水化物に富んだ食品をグルコース(または白パン)と
比較し、血糖値をどれだけ上昇させるかによってランク付けした数値システムで
す。この数値システムでは、血糖値におよぼす影響次第で食品を0から100まで
位置づけています。血糖値を急速に上げる食品は、血糖値をゆっくり上げる食品
にくらべてグリセミック指数が高くなります。アルツハイマー予防食では、グリ
セミック指数の低い食品を食べて、血糖値を一定に保ち、インスリンの大量分泌
を防ぐことができます
グリセミック指数の低い食品(果物、でんぷん質の少ない野菜、低脂肪の乳製
品、低脂肪のタンパク質、豆類、ナッツ類や種、および全粒穀物)は血液の中に
ゆっくり放出されるので、血糖値を一定に保つうえで役立ちます。グリセミック
指数の高い食品(白パン、白パスタ、白米、ジャガイモ、精製された穀物、糖分
の多いデザート)は、血糖値を急速に高め、インスリンの強い反応を引き起こし
ます。そうなるとインスリンはすばやく作用して、余分な血糖をグリコーゲンの
形で筋細胞に蓄積させます。グリコーゲンの貯蔵庫が満杯になると、残った血糖
は脂肪としてたくわえられます。グリセミック指数の高い食品を食べると、血糖
が一気に増加して、やがて急速に正常以下のレベルに下がります。そのためグリ
セミック指数の高い食事をとったあとは、エネルギーが涌いたように感じるのに、
やがて疲労して空腹を覚えるのです。・・・・・・・。
※ (引用ここまで)グリセミック指数の低い食品は、次回記載します。
※ それで、その食品がアルツハイマーなどの予防に役立つ、と述べられていま
すが、そこらについても、次回以降、順次書いていきます。
※ 我が家では、パンは精製した麦粉を使いパン焼き器で焼いていますが、粉を
使いきったら、全粒粉にしよう! と妻と話しています。 (3/4 宮崎記す)