NPO食と農、の活動について、エッセイその2

2月5日 How are you doing?

NPO食と農について。農業の楽しみの部分、
エッセイその2(前回の続き)です。

耕すジャーナリスト

1995年に作った土日農研の主要な目的は、私個人が“耕すジャーナリスト”であることだった。2008年、そこから歩を進め、都市民を「農業、自然、田舎」に引っ張り出す運動をしようと大学時代の友人も引き込み「NPO食と農」を創設した。

NPO農場は・・・土日農研の畑に近い、筑波山を背にし前方に田圃が広がる畑を選んだ。10年ほど前に、東京から移住し定年後農業を営む旧友の畑の一部300坪を借りたのである。

現会員60人。まずは1回畑へ――と呼びかけていて、ようやく半数が実行、そのまた半数が1年複数回の出動という現状だ。栽培するのは芋類を中心に約20種。年間の作付けと作業計画表を会員に渡している。

労働を楽しみ、生を実感する

春。この地は梅・桃・桜が一斉に花開く桃源郷となる。その中で、耕運機を借りてやる春耕に、また芋類のための畝を作り鶏糞(一番安い有機肥料)を巻き、畝に雑草防止のマルチを張る作業に、苗床に春菊や大根などの小さな種を撒く作業に、みな一生懸命になる。5人~10人の週末ファーマーの労働はいかにも初々しく、畑は明るい笑い声に包まれる。労働を楽しんでいる人間たちがそこにいる!

夏。炎天下、全身から噴出す汗を拭きふき草を取る。水を飲んで再開すると、すぐまた玉の汗。正直しんどい。でも生きていると実感する。体力を温存し、借用している専用小屋へ引き上げ冷えたスイカにかぶりつく。全身が欣喜雀躍する!

実りの秋。サツマイモや里芋を掘り、小屋の台所で茹でてみんなで食べる。「旨い」「美味しい」。感嘆詞付きの感動の言葉が一斉に口をつく。自分が作った野菜を食べているという充実感が旨さを倍加させるのだ!                                              

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3月中旬ごろ、2013年の作付け開始。ジャガイモの種芋を植えます。
農業やってみたいと思っている人。ご連絡下さい。ぜひ会員に。
連絡先:宮崎 kafumita3831@yahoo.co.jp
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