オンリーワンの長谷川章作品に涙する矍鑠と生きる老の美しい涙

5月18日  How are you doing


2つのことを書きます。

1。お知らせです。「NPO食と農」が主催し「食と農を語る交流会」を開きます。

522()午後6時~8時半。東京飯田橋の「東京ボランティアセンター」で。

人の生存の根幹たる「食と農」が、揺るがぬ軸と成る新しい日本社会のフレーム

を作るため、そして「食と農」の活性化のため、みんなで知恵を出し合おう――

というフリートーキング(参加無料)の会です。

食と農に係わる人たち――NPOの人、社会活動家、学者、ビジネスマン、コン

サルタント、消費者団体の人、など約40人が集います。会の趣旨に沿い、それ

ぞれの立場からいろんな意見が出されるはずです。そこから、食と農活性化の
ため
の新し視点なりプロジェクトなり連携なりが生まれるでしょう。

同じ会場で会を重ねて行く方針です。読者の皆さんの飛び入り参加も歓迎です。

名刺を沢山もってご参加下さい。

2。その打合せを一昨17日に、東京三田の「さぬき倶楽部」(地下鉄麻布十番

駅近く)の中庭でやりました。一般社団法人・熟年会議所の理事長、その理事

の長谷川章氏、JONA(日本オーガニックナチュラルフーズ協会)元事務局長

の高橋洋介氏、ほかに小生ら4人が緑陰に集い、意見交換しました。

長谷川氏は、デジタル掛け軸、と呼ぶ光の芸術――岡本太郎の「太陽の塔」とか、

鎌倉の八幡宮とかに七色の光を当て、壮大な幻想のオブジェを現出させる――

独特の技をもつオンリーワンの世界的アーチストです。ネットで作品群をご覧
さい。どなたも唖然とされるでしょう。

その長谷川氏のグラビアの作品集がテーブルの上に出されました。また、もう
つ、マチスの絵を思わせるような煌びやかな作品がデジタル化され、ノート
型の
ディスプレイ画面に30秒ごとにスライドして映し出されました。小生は、
作品集
は以前に見ていたので画面に見入っていて、ひょいと顔を上げると、おや
おや目の前の高橋
氏が作品集を見ながら、その素晴らしさに感激し、顔をくしゃ
くしゃにして「いいねえ
いいねえ」と横にいる長谷川氏を褒め称えるのでした。
人が美しいものに感動し、
涙し、素直に喜ぶ姿はなんとも美しく、貴いものに
思えました。小生も涙腺が緩む
のを覚えました。

その高橋氏は79歳です。ちょっと前に今のその年齢を聞かされ、「あと30年生き

たい」とぴょろっと口にされたばかりでした。79歳なので「老」と称しても怒ら

れはしないでしょう、ぴしっとネクタイを締めた温和な顔の「老」の涙はなんと

も美しいものでした。めったに見ない老の純粋な姿でしたし、110歳まで生きると

高言されたことも驚きでしたが、それは純粋さに繋がるのだろうと思いました。

高橋氏、いまはオーガニック技術研究所を主宰されています。もちろん有機農業・

有機農産物理論の現役第一人者です。

高橋氏も5/22の「食と農を語る交流会」に参加されます。長谷川氏は半分東京・

半分小松市(石川県)の生活とのことですが、この日は他の用事が入っているよう

な話でした。残念ながら不参加でしょう。


さて。長谷川氏の、卓上で披露された映像を演出する、氏のデジタル技術は元々、
長谷川
氏は電子工学が専門だそうで、驚くに当たらないのですが、SNSの革命的
新機能
ソフト(エンジン)を氏が中心になって開発した、と詳細を打ち明けてく
れました。

一同卒倒しました。それが何か・・・・・はここではまだ書かずにおきましょう。氏は

小生が、口にチャックのサインをし、口外してもいいかと聞くと「OK、問題ない」

と言うことでしたが、小生なりに、ここで留め置くのがブログの限度だろうと考え、

ジエンドとします。            (5/19未明 宮崎記す)