4月8日 How are you doing
「ファベックス2012」(4/4~6)がお台場の東京ビッグサイト(国際展示場)
で開かれ、5日に見に行ってきました。各種食材、惣菜、加工食品などの企業
が多数出展し、大賑わいでした。
いろんなことを学び、いろんなヒントを得た中で、興味を引かれた商品の一つ
が「こめ油」(和歌山県伊那郡かつらぎ町の「築野食品工業(株)」製)でした。
大豆油、菜種油などとならぶ植物油で、揚げ物などに米油を使っている人もいる
でしょうが、我が家ではあまり使わない(最近はオリーブ油が多い)ので、同社
のブースを覗いてみると・・・同社のスタッフがチラシを広げ実験データなどを示し
ながら、米油が他の植物油に比べ栄養価などにおいて優れている点が多いと熱弁
をふるいました。
米油は米糠から作ります。食用油は、天婦羅などの揚げ物をするとき強い特有
の匂いがあることを真っ先に想起します。でも開栓したての「こめ油」を匂って
みると、そうした匂いをほとんどありませんでした。
家庭で同じ油を使って揚げ物を何回もやっていると、イヤな匂いになり揚がり
具合もその色も悪くなりますが、そうした点を「油のキレの良さの持続性」とい
うそうで、それを表す酸化安定性=CDM(h)=を開栓後の経過時間で見てみると、
開栓直後は「築野のこめ油」はCDM6強、なたね油は6弱、大豆油は約4であり、
これがCDM3前後まで低下するのは「築野のこめ油」は12日目、なたね油は4日目、
大豆油は6日目である。
それで、コスト的にも、築野のこめ油が「1.5倍以上」もお得だと同社のチラシ
は言っています。
もう1点。栄養分について、チラシは次のように言っています