1月12日 How are you doing
正月の暴飲暴食で腹を下した失敗談を書きましたが、書きながら私はわが
腸内細菌のことを想像しました。
人の腸内には100種以上、100兆個以上の細菌がいると言われます。俗に
言う善玉菌・悪玉菌が共生し、宿主(人)の恒常性を保っているわけです。
細菌類の餌は人が摂取した食物。それが尋常ならざる質量であったり、食物
が劣化し大腸菌がウジャウジャ状態だったりすると、腸内細菌類(細菌叢)
のバランスが壊れ、暴れまくり悪さをするという構図が出来します。
それが腹下しの元になるわけで、三が日、昼は餅を、夜はすき焼きの牛肉
を食べに食べたこと、少し古くなった栗きんとんの処理係りを務めたこと、
などの原因が思い当たります。
若いときは、多少の無理があっても許容量が大きく、腸内の異常を食い止
めていたはず。トシを取るということは、体力や運動能力に限らず腸内など
見えないところの活力も減退していることを、つくづく思い知らされました。
大反省しつつ、思いました、神様の警告だったかと。
わが腸内のことにもう少し、想像を広げると・・・・・・。
善玉菌と言えば、代表はビフィズス菌、悪玉菌と言えば、代表は化膿菌の
一種ブドウ球菌。そしてブドウ球菌の餌は、動物性淡白質の肉類。肉類を摂
り過ぎると、ブドウ球菌が増殖し、腸内の細菌叢のバランスを壊す、という
構図が出来します。多分あのとき、私の腸内はそうなっていたと思われます。
その腸内の状態を知るためのリトマス試験紙が、便の臭い。便がクサイ!
というときは肉の食べすぎで、腸内で肉が消化しきれず腐って、悪臭を発生
させている、という構図です。そういえば、といま思い出しています。
肉の食べすぎには特に注意しよう。これが正月の失敗の教訓となりました。
夕べ久しぶりに魚肉(水炊きのタラ)を食べましたが、意識的に量を抑えま
した。また失敗以来、好きな煎餅は一枚も食べていません。エビセンを少し
食べた以外は。夜の間食もやめています。すると朝、目覚めたときの腹具合
がいいようです。どこまで継続できるか――。それが問題です。
(1 span>/12 宮崎記す)