スマホで放射線量測定ができる機器が開発された

11月17日 How are  you  doing

スマートフォンで、放射線量を確認できる測定器を、福島県大玉村の
「三和製作所」が開発した(読売新聞11/15夕刊)というニュースに、
拍手大喝采。新聞記事やインターネットでご存知の方も多いでしょう。
スマホに機器を接続して測定線量を確認し、同時に線量マップも描く
ことができるようにしたといい、放射線量の測定が一気に身近なこと
になった気がします。
大玉村の一企業が開発したという点が気をひきます。どうやって開発
したのだろう?と記事を読めば「有志がインターネット上で知恵を出し
合って測定機器を作るオープンガイガープロジェクトに参加し」、助言
を得ながら斉藤雄一郎社長が11人の従業員と製作したといいます。

東電福島原発事故の被災地の企業らしい、明確な意思と強い使命感
をもっての”決死の事業”だったのではないでしょうか。繰り返しますが、
”小村の小企業”として、です。そこに、私はまず感動します。事業なの
だから、そういう点は関係ないとしてもです。明確な意思と使命感--。
これが何をやるにしても、根っこにないとダメです。
さる6月から取り組んだそうで、5ヶ月に及ぶ製作過程の苦労のほどは
どうだったか、多くの困難をどんな工夫で乗り切ってきたのか、その点
にも関心があります。記事からは分かりませんが、いずれ機会があれ
ば直接聞いてみたいものです。

9800円で、今週末から売り出すとのこと。すでに予約が3000件もある
と報じられていました。私の場合は、まずスマホのゲットから始めないと
いけませんが。        (11/17  宮崎記す)