家庭菜園とクラインガルテン

3月24日 How are you doing

まず確認したいこと。3/29、千葉市民文化センターで開催予定だった
「NPO食と農」の「食と農を考えるシンポジウム」は中止です。1週間前に
決定し、当欄でお知らせしたほか会場掲示のポスター撤去などの手当て
をしてきています。予定されていた人たちには大変申し訳ありません。
実は一番遠くは、今度の震災でもひどい被害の出ている福島県いわき市
の方がいました。仕切りなおしです、開催日が決まったら真っ先にお知ら
せいたしますので、あしからずお許し下さい。

掲題の「家庭菜園」ですが、200戸ほどの私の団地には、数軒が庭畑を
もって野菜を作っておられるのを散歩の途中に眺めています。我が家も
実の成る木を重点的に植えていて、それらのわずかな隙間に、ゴーヤと
ミニトマトを毎年植えています。観賞用の意味(特にゴーヤの花)プラス、
もぎたてを食べる狙いをもって。
さて。このたびの原発事故の教訓として、放射能汚染が真っ先に現れた
ホウレンソウなどを庭先に植える家が、この春からきっとニョキニョキ出て
くるだろうと予想しています。庭のスペースがなければ、プランターで大抵
の野菜は作れますから、ちょっとしたきっかけがあればよき「風評」として
バーッと広がるかもしれません。
NPO食と農、ではそうした自作野菜を手近なところで作る暮らし・生き方
のパターンを広めたいと思っています。家庭菜園をテーマにしたハウツ本
にはかならずプランターで作る法、といったコーナーがあります、この機に
ぜひ始めてみてはいかがですか?
ドイツには、グリーンツーリズムという生き方と関連し、農村部にはクライ  ンガルテンと呼ばれる長期宿泊滞在が出来る庭付きハウスが、くまなく
潤沢に整備されています。ほとんどの州でクラインガルテンの設置を行政
に義務付けているそうです。ドイツの人たちはここへ長期滞在し、野菜を
庭で作る楽しみも享受する休暇を過ごしているのですね。日本にも20年
ぐらい前からでしょうか、全国各地にポツポツと日本型クラインガルテン
が誕生しています。ネットでお調べ下さい。

pm11:58 I’m  OK