NPO食と農のシンポジウムまで21日/アーティスト長谷川章さんと食を語る

3月8日  How are you doing

【NPO食と農シンポジウムin千葉3/29、参加募集中。お待ちしてます】
10年度3回目。農業の元気化・見える化・6次産業化を目指してがテーマ。
千葉県成田市の有機野菜卸業「ナチュアラルシードネットワーク」の石井吉彦さん
が講師。全国で1800人の有機栽培農家を傘下にし大手スーパーなどへ
こだわり農産物を卸し販売する体制を10年で築いた事業理念とノウハウ
を話して頂きます。事業に対する「高い志と目標に向う情熱」が聞き処。

午後2時。千葉市民文化センター。参加費500円。要予約(申込み順)。
申し込み・問合せ先:担当宮崎(0467-31-3054)へ。
講演に続き、質疑の時間をたっぷり設け問題点や今後の方向性につき
議論を深めます。農家の方々,事業者,消費者の参加をお待ちしてます。
石井さんについてはこの欄で事業のポイントを順次、公開していく予定。
8日。同市民センターへ行き会場を下見。ポスターとチラシを手渡しPRを依頼。
明日9日から、千葉市の関係団体へ協力依頼のローラー作戦も開始予定。
みなさん、ぜひ石井さんの話、聞きに来て下さい。

<今日の話題>
アーティスト長谷川章さんと2度目の顔合わせ、1時間ばかり食を、人生
を、芸術を、哲学を、自由に語り合いました。一般社団法人熟年会議所
の廣瀬春孝さんの引き合わせで。光の芸術家とぼやっと認識していまし
たが、ま、その通りで、光を岡本太郎の太陽の塔に虹のように当てるとか
の作品をいまは作っているオンリーワン・アーティストでした。「そうした新 しいカテゴリーの芸術を作るのがアーティストです」と何の衒いもなく。光
は時とともに移ろっていて、それは時のリズム、つまり音楽だとも。んん、
時空を超えたものを創作していらっしゃる、と思って聞いていました。いま
ネットで検索すると、まさにボクの感覚と一緒、時空をテーマにしていると
書かれていました。以上のようなやり取り、というより質問をして長谷川さ
ん理解をしたのでした。だから芸術を、哲学を語ったと書いたわけです。

いまは、光、と書きましたが、以前は企業のCMなんかも手がけていたと。
でも、流行を作り、それで何かを生み出すのは、流行が終われば、生み
出されたものはそれで終わり。そう思って止めたと。

さあ、そこから食と農、の運動の話とは・・・農業体験をしてみたいという
都市民のニーズは流行、かもしれない。その流行を汲み上げようと言う
「畑の農作業ムービー」も流行の中のこととしか、見る人に映らなければ
ヒットしないかもと。否、眠っている人の自然性をくすぐり,やり様によって
訪問者は少なくないはず。ボクはそう信じている。信じているが、長谷川
さんには「まあ、やってみます」とだけ答えました。映像の百戦錬磨のプロ
だと分かりましたから。たぶん本質を突いているのだと思いましたから。

で、流行に終わらせないために、人の心をドンと撃つには、例えばトマト
の種の1粒から、何千個ものトマトが取れる、ことを教えたらいいと。そう
っす、同感っす。その点はボクも畑でいつも子供に言い聞かせています。

実は、いくらなんでも何千個には・・・本州ではならない、ですが、奄美で
はトマトやナスの「木」が枯れずに春~秋~春~秋と何回転かして収穫
できると聞いています。つまり長谷川さんの言う通り。

筑波山麓のNPOの農場は東京都民やボクのように神奈川県民にとって
は遠いのが難点。それも指摘されました。はい認識しています。それぞ
れに住居に近いところの農園で農業をする形、休耕地を耕すなら、近くの
人たちが耕す形を取ることが望ましいです。いつ、その運動形態へ向うか
それがボクらの最大の課題です。今日を機に、その形態にいつ踏み出す   か、そのタイミングを見計らうことをはっきり意識することにしました。
長谷川さん。そんなこんなで有難うございました。
長谷川章さんのプロフィルも作品も、ネットで見られます。

pm11::55  I’m OK