NPO食と農のシンポジウムまで3日/新しい公共と言っても公共の場はあるか

2月18日 How are you doing

【NPO食と農シンポジウムin立川2/21、参加者募集中。定員あり】
講師は、渋川市の「針塚農産」代表針塚藤重さん(東京農大客員教授)。
「菌耕農法」で高級野菜を作り、それで発酵理論に立った本格漬物を作り
三越などへ直販する。商品のブランド化をどう成し遂げるかが急所。
江戸時代、大根をベッタラ漬にして高付加価値商品にしていたという話は
エキサイティング。当時から先進農家は6次産業化を目指していた。
講演では、それらの話と、家庭でできる美味しい漬物作りの極意を説く。

立川市女性総合センター・アイム。午後2時。参加費500円。要予約。
申し込みは、NPO食と農、シンポジウム担当宮崎(0467-31-3054)。
みなさんのご参加をお待ちしています。

針塚さんとレジュメ作りから、当日の進行まで手紙でやり取りし、丁寧に
準備を進めています。数日前に、これが最後です、と書いて当日のことを
いろいろ確認する手紙を差し上げました。すると、今日電話あって、17日
に会場まで行って「行程」を調べてみましたと。なんと丁寧な対応ぶり!!
渋川から立川まで実際に来てみたと。これには、恐縮してしまいました。

ここでもう一つ、明かします。当日のご講演、「ギャラはいただきません」と
言っていただいております。今月初めに渋川市をお訪ねし最後のお打ち 
合わせをしたときのことでした。「NPOの仕事ですから」と仰って。
会場ホールの使用料24000円、プロジェクターのレンタル料金5000円、
ということで、参加費500円を頂戴することにしております。本来ならば、
針塚さんの恩義にお応えし、参加費も無料としたいところです。そのこと
みなさま、どうぞご理解いただきまして、ご参加いただきますよう、心より
お願い申し上げます。

<今日の話題>
新しい公共が、民主党政権スタート時から言われ、しばらくメディアも賑や
かに取り上げました。でも、民主党の勢いが萎むにつれ、何が理由でか
新しい公共をどう作っていくか、議論されなくなりました。「新しい」を別に
して、いま「公共」に市民は何を期待しているか・・・。
私らは会発足後の2年度目・昨年3月に1回目の「食と農」講演会を文京
シビックホールで開き、今年は2回目として1,2,3月とシリーズでシンポ
ジウムを開催中です。これらの事業実施のため毎月何度もミーティング
をしていますが、その会場は、飯田橋駅から3分のところにあるビル10F
の「東京ボランティアセンター」です。ロビーが自由にタダで使えるからで、
いつ行っても5つ6つのグループが会合をしています。ロビーのほか、50
人ぐらい収容の会議室が3つあって、こちらも使用料無料(予約)です。
1月のシンポジウム(講演者:横森正樹さん)も、この1室で行いました。

こうした市民が自由にタダで使える会議室は、自治体などどこにあります
か? 寡聞にして私は知りません。市民としては、”東京ボラセン”は本当
に有難い存在です。この現実を踏まえ、自由な「公共の場」をどう作って 
いくかーーといった辺りから、議論を進めていったらいいのではと思って
おります。

pm4:56 I’m  OK