NPO食と農シンポジウムまで12日/講師・針塚藤重さんの営農のポイントとは

2月9日 How are you  doing

【NPO食と農シンポジウムin立川2/21、参加者募集中。定員あり】
講師は、渋川市の「針塚農産」代表針塚藤重さん(東京農大客員教授)。
「菌耕農法」で高級野菜を作り、それで発酵理論に立った本格漬物を作り
三越などへ直販する。商品のブランド化をどう成し遂げるかが急所。
江戸時代、大根をベッタラ漬にして高付加価値商品にしていたという話は
エキサイティング。当時から先進農家は6次産業化を目指していた。
講演では、それらの話と、家庭でできる美味しい漬物作りの極意を説く。

プレゼントあり。漬物の手引書、農業資材カルゲン(カルシウム源)など。
立川市女性総合センター・アイム。午後2時。参加費500円。要予約。
申し込みは、NPO食と農、シンポジウム担当宮崎(0467-31-3054)。

講師針塚さんが挙げる「営農」のポイントは、次の5点。
①消費者のため、安心安全で生命力溢れる野菜・美味しい本物の加工
品を作る。
②1次産品も2次産品も、どう付加価値を付けるか、必死に知恵を絞る。
③消費者が納得する価格で、しかし安売りはしない販売方法・販売先を
獲得する。※一朝一夕にはできない。戦略戦術を立て粘り強く。自分は
50年かけて構築した。
④売り上げ高より収益高を目指す。
⑤零細はダメだが、拡大だけを目指さない。①~④に合う最適規模を常
に念頭に。※自分の基本的哲学は「スモール・イズ・ビューティフル」。

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