NPO食と農のシンポジウムまで10日/島根県浜田市三隅町室谷のこと

1 月12日 How are you  doing

【NPO食と農のシンポジウム1/22。参加募集中。要項は12/15付】

表題の島根県浜田市三隅町室谷地区の、棚田米の試食アンケートが来ました。
鎌倉市の手作り豆腐店「豆寿」さんに、同県農村整備課から都市部の消費者の
評価を聞きたいと22年産米が送られてきたと。我が家にも試食の白羽の矢が。

今日初試食。総合80点。甘味◎、輝度◎、粘り〇、美味しさ〇、冷ご飯:未評価。
旨さの”深み”がやや足りないかな。粘りもいま少し。というわけで、この2点が〇。
しかし総合点は80点をつけられる、というのが我が家2人の1回目の試食評価。
あちこちの米の味を味わっていますが、80点の米は、そうはお目にかかれない。
上等の米だけれど、新潟魚沼のコシヒカリの一級品にはやや及ばず、ですかね。
詳しい評価はアンケート用紙で詳しく行うつもりですが、嬉しくて”速報”しました。

米とともに送られてきた立派なパンフに「室谷」の説明が、以下のようにあります。
室谷は、上室谷、下室谷、諸谷の3集落で構成され、人口178人。うち農家人口
152人(平成21年現在)。情が厚く地域の結びつきも強いため、人々の地域興し
に対する意識は高い。昭和50年ごろの空中写真では約4500枚の棚田があり、
わが国最大の棚田だったが、いまでは1000枚に減少している。自然と調和した
棚田では昼夜の寒暖差、日照時間の長い地形的特性などを生かした米作りが
行われていて、米の食味は消費者の高い評価を得ているーーと。

アンケートの仕方が心こもったやり方で、アンケート用紙の質問も丁寧、くだんの
パンフもビニール袋に包装してあって、誠実に一生懸命アンケートしたい気持ち
が100%伝わってきます。
棚田が減退している中で、心情厚き人々が、熱く地域興しに取り組んでいるという
話し、大いに心を打たれます。さてどう支援するか。まずは訪問して、取材もして、
美味しい棚田米の情報を正しく提供し、といろいろ方策を思い浮かべます。
いま、支援したいところが、応援したいことが、全国に山ほどあります。
室谷の米に、さて、どう対応するか・・・しばし考え、何かしよう!
ご同輩、行動しないと、われら、評論家じゃあ、しようがない!

pm9:02 I’m  OK