11月30日 How are you doing
ほぼ毎日ならぬ、ほぼ週イチ、更新ままならず。みなさん御免なさい。
成田市に「(有)ナチュラルシードネットワーク」という会社があります。
10年ぶりに社長イシイさんを訪ねました。義父母様が生甲斐で耕作
しているという30aほどの畑へ行くと、二人仲良く、畑仕事中でした。
土が黒々とし、しっとりして、中に入るとずぶっと足が埋まりそうになる
ほど土が軟らかい。この畑はなんともう45年間も、究極の自然栽培を
しているとのこと。つまり無肥料無農薬。そして種は年間60種すべて
自家採取しているそうです。慣行栽培の畑に収量等で何ら劣るところ
なく、「自然の味」「ピュアな味」なんですっ。無肥料にびっくりですっ!
大根をいただいて帰りました。早速食べました。まず葉っぱを茹でて。
いやあ、美味しいこと! これが野菜の味だという本当に「自然な味」
でした。身も然り、自然な味で、ほんのり甘く。イシイさんが言うには、
地種・無肥料・無農薬の究極の野菜には、活きのいい酵素(大根だと
消化酵素のジアスターゼとか)がたっぷりなのだそうです。こんな究極
の野菜をずっと食べているので、両親は父80、母77とはとても思えぬ
ほど元気いっぱいで、病気一つしたことがないと。この究極の野菜を
アトピーの子供に提供したら症状が劇的に改善したそうです。
それがイシイさんが究極野菜を最終ゴールに掲げ、有機野菜の生産
販売流通業のくだんの会社を興したきっかけだったのです。2001年、
有機JAS法が施行され、第三者機関が行う有機認証制度がスタート
する前年のことでした。以来、全国に賛同者を得ながら有機農家の
ネットワークを広げ、いま賛同者は1800人。その人たちが毎日同社
へ有機生産物を宅配便で送って来る、それを今度は同社が開拓した
販売先へ注文表に応じて注文品を取り揃えダンボール箱へ詰め発送
する。取引先は有名スーパーなど200社だそうです。
1800人中、イシイさんの義父母と同じ”三位一体”の究極栽培をして
いる人は現在25人もいるとか。「じわじわ増えています」とイシイさん。
取り扱い高は年間ン億円。その40%がスーパー「OK」への卸しだそう
です。ナチュラルシードネットワーク。HPも実に充実しています。どの
スーパーやデパートへ卸しているかチェックして、みなさんも一度、この
究極の野菜を食べてみて下さい。これぞ「医食同源」と! 納得される
でしょう、請合います。
pm10;23 I’m OK