電子たばこ

11月20日 How are you doing

たばこのような、たばこでないたばこ、電子たばこがヒットという11/17
の読売新聞の記事。電子たばこが本で210万部も売れていると。同日、
ネットでもその情報が流れ、当欄でも早くと思っていて、やっと今です。

記事はこうです。電子たばこは、たばこの匂いのする液体を電気で温め
霧状にして吸い込む、という仕組み。これを本という形の商品にして本屋
で売り出したというもの。出版社は「宝島社」。この仕組みは、極く普通の
アイデアですね。商品の形と本屋で売るという売り方が、絶妙ですね。
この仕掛けに、うーん、と唸らされます。

で、どんな形なのか? 電子たばこ本体に、ニコチンゼロで、味の異なる
カートリッジ3本と充電器をつけたもの、だそうです。カートリッジがたばこ
の形をしていて、それを充電して熱し、その熱でカートリッジ内のたばこの
匂いのある液体が蒸発、その匂いを吸う、という仕掛けのようです。
液体が蒸発してしまえば、それで終わり、消費者はまた買うのでしょう。
消耗品という点が絶大、ここに、うーん、と唸らされます。

この”本”、2500円。5月に本屋で売り始め、初版20万部を売り、今まで
8度重版し、合計210万部を売ったというのです。全国58000の本屋さん
が取り扱っているとのこと。たばこの増税から発した「禁煙志向」がヒット
の源泉。このタイミングが絶好、ここに、うーん、と唸らされます。

誰が売り出してもよかった。それを「宝島社」がやったということです。
商品は何でも可能ということ。サービスもモノも。モノは食べ物も雑貨も。
そのように記事を読みました。身辺にビジネスチャンスが一杯ということ。
成長戦略。農業再建。少子高齢社会の突破。NPO食と農の事業展開。
テーマもいっぱいあります。いっちょう、知恵を絞ったろか!!!
唸らされたあと、そのように思いました。

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