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日欧の有機農業の現状と行方

4月5日。「日本の食と農と健康を見直す~医食同源研究」の第6回講演会を3月30日、東京で開きました。JC総研の客員研究員・和泉真理さんに標題のテーマで、イギリス国民が農業や農村を社会の中にどう位置づけているか、という観点を重点的に押さえながら、ヨーロッパ全体の有機農業について多角的に語って頂きました。分かり易かったと好評でした。パワーポイントで作成した講演資料を頂戴しましたので、それをアップロードします。

ヴュー数が多く、どうやってアップしたらよいか、思案中。分割すればいいかな。・・・トライするもうまく行かず、しばらく時間かかります。すみません。

 

 

 

 

 

 

 

 

                      

 

筑波農場にジャガイモと里芋を植える

4月4日。4人が出動し、石岡市柿岡のNPO筑波農場に芋の種を植えた。ジャガイモとサトイモを、計7畝(1本40m)。ジャガイモは、北海道産の種芋4種=男爵、メークイーン、キタアカリ、アンデスレッド=を10kgばかり買って。里芋は昨年秋に収穫した自作の芋をモミガラの山に埋めて冬越しさせた自種を同じく10kgばかり。ジャガイモは2,3箇所から芽を出しそうにしているのを2個に切り分けて種芋にする。里芋は数cmから早いヤツは10cmもモミガラの中で芽を出している。両方とも土を得たがっていたのだ。

耕運機で畝を作り、それらの種芋を畝の上に穴を掘り、5,6cmの深さに埋めてやる。里芋には、埋めた種芋と種芋の間に牛糞堆肥をたっぷり埋めてやる。里芋は多肥性なのだ。ジャガイモは昨年の里芋の区画にしたので、里芋に与えた肥料がまだ残っているはずなので、何もせず埋めてやった。マルチは・・・4月末にしっかり芽を伸ばしたところで畝を覆ってかける方針にし、この日は畝は丸裸のままとした。4月末にマルチをかけ、芽の部分に穴をあけてやるのだ。すると、作物は伸びるが、伸び始めた雑草はマルチ(黒いビニール)押さえつけられ日光を受けられず死ぬわけだ。

春耕のあとは、土は黒々として、雑草はなく、畑は見事にキレイだ。その写真をご覧いただこう。土に触れることの喜びを感じながらの、また見渡せば春・・・の自然を愛でながらの農作業である。20年も続けている週末農業の悦びが、まさにそれ。人は、自然を離れては善く生きられない。自然の中で土に触れ、風を受け、太陽に抱かれることで、人らしく生きられる。農作業は疲れないかって? いや十分疲れます。その筋肉痛は身体を動かした証拠。生きているってことですよ。    (4/5 文責宮崎)

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3月30日「日欧の有機農業の現状と行方」講演会

3月20日。

3月30日に、わがNPOの「食と農と健康を見直す~医食同源研究~の第6回講演会を開きます。演者は、和泉真理さん(JC総研客員研究員)。講演は、日欧の有機農業の現状と行方がテーマです。有機農業が低空飛行のままの日本(普及率0,2%)に対し、ヨーロッパ各国は普及率が4~5%と日本とは比較にならないほど力強い生産・消費である現状を、和泉さんが現地取材を基に語ります。

有機農業後進国の日本。日本の農業のあり方、食のあり方、を真剣に考える機会になることを期待し、重要な課題であるため、一人でも多くの市民に参加して頂きたく、今回は特別に参加費無料といたします。事前に電話でお申し込みを(宮崎まで。携帯080-5087-9777)。多数の方のご参加をお待ちしています。講演の内容は、以下です。

【「NPO食と農と健康」/「一般財団法人都市化研究公室」共催による講演会】  『食と農と健康を見直す~「医食同源」研究会~』第6回講演会

 

**日時:2016年3月30日(水)午前10時~12時。**場所:東京ボランティアセンター(JR飯田橋脇セントラルプラザビル10F。03-3235-1171)。

**演者:和泉真理さん(JC総研客員研究員/日本有機農業団体中央会理事)**演題:『どこへ向かう日欧の有機農業~伸びるヨーロッパと停滞する日本を見る~』

講演内容・・・・日欧の有機農業に詳しい和泉さんに、イギリスを中心としたヨーロッパ各国の有機農産物の力強い生産・消費の現状を、低空飛行のままの日本の有機農業と引き比べながら語っていただきます。有機農業に限らず、農地での生物多様性や環境保全の取組、また、GAP( Good Agricultural Practice=適正農業規範)など、流通業者や消費者の取組も概説していただきます。同じ先進国であるヨーロッパの人々が農業にさまざまに関わる様は、日本の生産者と消費者に何が求められているかを考える手掛かりになるでしょう。ヨーロッパの有機農業の取材を精力的に続けておられる和泉さんの、ホットなレポートにご期待下さい。

和泉さんから次のようなメッセージです。

ヨーロッパを旅行したことがある方は多いでしょうが、車窓から見える美しい農村でどのような農業が行われているかを知る機会はなかなかありません。ヨーロッパでは有機農業が盛んだと言われていますが、その実際はどうなっているのでしょうか。今回は、英国を中心にヨーロッパの有機農業や有機産品市場の様子を紹介します。日本と同じ先進国であるヨーロッパの農業の姿から、日本の農業のさまざまな可能性が見えてくるのではないでしょうか。講演のあと参加者のみなさんと意見交換するのを楽しみにしています。                (3/20.文責:宮崎)

世田谷農場の春耕

3月18日。見渡せば、春。今日は湘南地方に日中、強風が吹いた。実質的な春一番かなという感じの天候だった。気象庁発表ではずっと前に吹いたが。NPO食と農と健康、の春耕も、10日以上前、3月6日に世田谷農場を皮切りに実施した。世田谷区宇奈根の20年来の農友Kさんの宅地わきの畑(ハウス)を借りているが、30坪ほどの区画に春野菜の種蒔きをした。耕作者7人のうち出動したのは6人。種蒔きは小松菜、ホウレンソウ、ラディッシュ、大根の4種。

耕運機で耕したあと、堆肥をまき、スコップと鍬で畝を作った。6人で手分けし、すいすいと作業をこなした。みんな慣れたものだ。雨予報で温く、しばらくするとじっとりと汗をかいた。久しぶりに土に触れる喜びもじんわりと。この後の草取りの打ち合わせなどをしながら、また収穫の時期を予想しながら、2時間ばかりで作業終了。収穫は、一番がラディッシュか。1ヶ月後ぐらいだろう。ほかも順に。一通り収穫しつつ、5月にはトマトやキュウリ、ナスなどの夏野菜の苗を植えよう。ゴーヤもヤーコンも。6月には、みんなが大好きな空豆の収穫となる。

作業の後、近くのJAレストランへ移動し、ランチミーティングをした。世田谷野菜--。みんなでローテーション出動(空豆だけは一斉出動)し、採り立てを堪能する。このあとの、収穫の作業レポートをお楽しみに。おっと、「自分も都市農業を楽しみたい」「世田谷野菜を食べたい」という方、どうぞメンバーにお加わり下さい。写真下は、春野菜の種蒔き。(3/18,文責:宮崎)

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歌で健康を目指してます

3月18日。桜がもうすぐ開きそうです。鎌倉の目抜き通り・若宮大路の桜、鎌倉山の桜。東京は上野公園の桜、千鳥が淵の桜、隅田川べりの桜。今年は5回は、花見をするかなあ、と。めずらしくこの時期、少し手が空きそうで、嬉しい。

桜と来れば、武島羽衣作詞・滝廉太郎作曲の『花』は、桜の歌の最高峰、最大の名曲と言って間違いないでしょう。春のうららの、と始まる1番は、すぐ口をつく理想の歌い出し。見ずやあけぼの、と続く2番は、巧みな作詞術に引き込まれる憎らしい表現。錦織りなす長堤に、と展開する3番は、自然の美しさに共鳴させられる雄大な描写--とでも言うのが私の、『花』評です。美しいメロディとマッチし、世界に誇れる歌曲だと思っています。

湘南童謡楽会の3月の例会で、この歌の二部合唱の練習をしました。それにちなむ駄句を、以下に掲げます。歌に比べ、謳いきっていませんが。ご笑覧ください。

●『花』の歌詞  二部合唱で 華やげり
●春のうららの  あのメロディの  水の色
●『花』の名や  短か命の  滴かな
●見ずやあけぼの  歌ふ同胞  大河なり 
 
●青春や  滝廉太郎の  花の歌 
●滝廉とは  呼べぬ端正  美青年

16日。湘南童謡楽会50回目の月例会。はるばるの道のりを思う。
滝廉太郎の『花』の二部合唱を練習する。ピアノコンサートで歌うべく。
亡き母と隅田川を見ながら合唱した『花』。何百回歌っただろう。