■S状結腸がん

女優の深浦加奈子さんが8月25日、S状結腸がんで死去、との記事が26日の新聞にありました。48歳の若さ。NHK連続テレビ小説「私の青空」で演じたボクシングジム経営者のチャキチャキ娘の役が記憶に新しい。5年前に発病し、闘病中だったと報じられていましたが、発見が遅かったのかなあ、などと悔やまれます。
25日は、鎌倉の私のかかりつけ医・柳川クリニックで、この5年ほどはほぼ1年に1回、腸の内視鏡検査をしている中での、今年の検査日でした。検査では、直腸につながるS状結腸のさらに奥の下行結腸で3mmのポリープが見つかり、検査と併行して切除していただきました。私も60歳超えてからは胃と腸の内視鏡検査を定期的にやっていて、消化器系のがんについては早期発見できる体制をとっていますが、深浦さんの年齢の時分は、無警戒でした。深浦さんがどんな検査の状態だったか分かりませんが、若くてもときおり検査するのが良いと改めて教えられた気がします。
柳川クリニックの柳川健先生は、内視鏡検査の超ベテラン。検査・処置件数が累計3000例を超えているそうで、私は”家庭医”と思って先生を頼っています。病院の休息室に置かれたノートには、県外から訪れたという人たちの感謝の言葉が溢れています。当NPOサイトの「応援します」コーナーの柳川先生をクリックして同クリニックのホームページを覗いてみて下さい。柳川クリニック