NPO食と農のシンポジウムまで31日/農業大改革案の提示はなぜ6月か

2月26日 How are you doing

【NPO食と農シンポジウムin千葉3/29、参加募集中。お待ちしてます】
2010年度3回目。農業の元気化・見える化・6次産業化を目指してがテーマ。
千葉県成田市の有機野菜流通業「ナチュアラルシードネットワーク」の石井吉彦さん
が講師。全国で1800人の有機栽培農家を傘下にし、大手スーパーなどへ
こだわり農産物を卸し販売する体制を10年で築いた、事業理念とノウハウ
を話して頂きます。事業に対する「高い志と目標に向う情熱」が聞きどころ。

午後2時より。千葉市民文化センター。参加費500円。要予約(申し込み順)。
申し込み・問合せ先:担当宮崎(0467-31-3054)へ。
講演に続き、質疑の時間をたっぷり設け、問題点や今後の方向性について
議論を深めます。農家の方々、事業者、消費者の参加をお待ちしています。
石井さんについてはこの欄で事業のポイントを順次、公開していく予定です。

<今日の話題>
いま一番気になること。TPPへの参加の最終判断を管総理が示すという6月
のその判断の結果と、TPPに絡む日本農業再生のための大改革案の中身。
26日、埼玉でTPPシンポジウムがあった。NHKニュースで山田正彦・前農水
大臣の「国民投票すべきような重要課題」という発言が流れた。そうだよ。だ
から「自分はこうすべきと思う」と言ってくれなきゃ。会場からは「参加すれば
こうなり、しなければこうなる」と具体的情報を政府が明らかにしてくれなきゃ
国民は判断しようがない、などの発言があったと。
TPPで一番必要な情報がそれ。もう一つ。農業再生のための大改革案とやら
は、TPPに参加しようがしまいが、先見性も妥当性もあり大方の国民が納得
できるものが、まさに今こそ、”TPP判断”の前に国民に示されるべきもの。
それこそが国民が農水省(役人)に託していることではないか。6月まで待って
というのは、日々、農業のあり方を考え、そのときどきの農政の基本方針を持
っておるべき役割の放棄ではないか。いや、官僚を使いこなせない民主党の
政治主導と言うスローガンだけの無能さの証明ではないか。
今次の日本農業のあるべき方向は、外交や教育などと同列で常に明示されて
いるべきことではないか。1か月でも早く、農業改革案が示されるべき。その案
がTPPに参加するならどうだ、参加しないならどうだ、という議論であって初めて
意味のあるものとなる。TPPに参加する、だから農家の個別所得補償はいくら、
といった議論はいかにも矮小だし、対処療法に堕してしまう。補償の意味さえ霞
んでしまうではないか。

農業大改革案が6月末に示されるとしてあと4ヶ月と2日。これもカウントダウン
しながら、TPPも含めて、問題点を洗い出していきます!!
管総理は第3の開国といっているが、確かに明治以来3回目の大きな開国だよ。
その通り。ニッポンはいまだ自立しておらず。ニッポンがニッポン人が自立すると
いう第3の開国にすべきだよ。
TPPをどうすべきか、ボク自身の考えは定まっているが、この欄で明らかにする
のは4ヶ月2日後としよう。いろんなヘン、をそれまでつついていく。

pm0:46 I’m  OK