NPO食と農のシンポジウムまで22日/中国の国産粉ミルク事件その後

1月30日 How are doing

【NPO食と農シンポジウムin立川、2/21。参加募集中。定員あり】
講師は針塚藤重氏。自作野菜で高級漬物を作り三越などへ直販。高い
収益を上げる。付加価値商品をどう作り、どうブランド化を図るかを説く。
午後2時より。立川市総合女性センター。参加費500円。

中国の話し。インターネット上で「外国産は高くて金がかかるが、国産なら
命がかかる」という言葉が流行しているそうだ。2008年に、中国国産の
粉ミルクに有害物質メラニンが入っていて、それを飲んだ乳幼児30万人
が健康被害に遭ったという事件は記憶に新しい。毒餃子事件もあった。
経済成長著しい中国の成長の陰の暗部のほんの一端でしょ、これらは。

さる1/26の読売新聞によると、中国の粉ミルク事件で当局が10年7月
~12月に消費者の信頼回復に向け大規模な集中取締りを行った結果、
汚染された粉ミルクの違法販売などの事件を40件摘発し、容疑者96人
を拘束したと、今月13日に発表したそうだ。日本でも森永砒素ミルク事件
がかつてあったことを思い出すが、中国のこうした事件を見ると、中国が
成熟した消費社会になるにはまだまだ何10年もかかるだろう、と思わさ
れる。民主化はもっとか? いやこれは予測不可能、と言っておいた方が
いいだろう。チュニジアの政権転覆に続くエジプトなどの民衆の暴動など
の情報はインターネットが政府によって閲覧できないよう遮断されている
という。情報が伝わったら中国国内でどんな動きが出るか、こちらはその
大きさが想像できない。中国政府はそれを恐れているのだ。どれほどか
政府も想像がつかないのではないか。貧富の差が、とてつもない程度に
広がっていて、ますますそれが酷くなっている状況が先日NHK・TVでも
伝えられていた。もう民衆の我慢は限界なのではないか。中国のそうした
問題が、早くうまく解決の方向へ向かうよう祈る。

pm11:05 I’m OK