NPO食と農シンポジウムまで4日/見える化を目指す農業

1月18日 How are you doing

【食と農シンポジウム1/22、参加最終募集中。要項は12/15付】
午後6時。東京飯田橋・東京ボランティアセンター。長野の横森正樹さん
が高品質レタスをどう作り、どう有利に売り高収益を上げているか語る。
絶対オススメ。絶対面白い。そこから日本の農業の将来像が見える!

シンポジウムには、~農業の元気化・見える化・6次産業化を目指す~
と副タイトルをつけました。農家の工夫の栽培法が見える、経営内容が
見える、さらに流通体系も見える、そこを目指すことで消費者の理解と、
ついには支持まで得られるはず。
横森さんはスーパーなどへ直売しています。その取引価格が、具体的
には生産者の手取りが、さらにスーパーなどの売値がより明確に公開
されれば、消費者にとって目の前の商品と見えない価格などが一体的
に全部見え、「納得度」が飛躍的に高まるはず。
よって生産者は、自己PRも含めてどんどん生産情報・経営情報を公開
することを目指してもらいたい、というのがわれわれ(私)の主張です。
横森さんは、それを実践している人でもあります。だから面白いのです。

プラス元気化を目指す。これはクダクダ言うまでもないこと。きちんとした
経営をし、儲かる農業をし、メディアなどで喧伝されている農業は儲から
ない・停滞し衰退している、というイナスイメージを払拭してもらいたい、
消費者も一体になって払拭したいと思うのです。元気な農家には後継者
がスンナリと生まれています。元気な農家は、自分の仕事に絶対的な
自信をもち、誇りをもち、希望をもっています。そういう農業にしないとい
けないし、みんなで農業がそこへ向うようにしようではありませんか。

6次産業化についても特別な説明は不要でしょう。農産物を作り、加工し
販売し流通させるところまで、農家が一括して担い、より付加価値の高い
農業を目指す、ということです。立場を生かして農家が有利に、合理的に
それらを担うことは十分に可能でしょう。
NPO食と農のシリーズシンポジウム1,2,3では、その副タイトルに合う
農家・農業者を取り上げ、経営ぶりを話してもらいます。3回分の内容は
上記【】内の書き出しにあるように、12/15付けの当サイトに詳しく書い
ています。ぜひ、3回全部をお聞きいただきたく。

見える化、については、いろいろ面白い動きがあります。折に触れて書い
ていきます。

pm11:49 I’m OK