4月4日。4人が出動し、石岡市柿岡のNPO筑波農場に芋の種を植えた。ジャガイモとサトイモを、計7畝(1本40m)。ジャガイモは、北海道産の種芋4種=男爵、メークイーン、キタアカリ、アンデスレッド=を10kgばかり買って。里芋は昨年秋に収穫した自作の芋をモミガラの山に埋めて冬越しさせた自種を同じく10kgばかり。ジャガイモは2,3箇所から芽を出しそうにしているのを2個に切り分けて種芋にする。里芋は数cmから早いヤツは10cmもモミガラの中で芽を出している。両方とも土を得たがっていたのだ。
耕運機で畝を作り、それらの種芋を畝の上に穴を掘り、5,6cmの深さに埋めてやる。里芋には、埋めた種芋と種芋の間に牛糞堆肥をたっぷり埋めてやる。里芋は多肥性なのだ。ジャガイモは昨年の里芋の区画にしたので、里芋に与えた肥料がまだ残っているはずなので、何もせず埋めてやった。マルチは・・・4月末にしっかり芽を伸ばしたところで畝を覆ってかける方針にし、この日は畝は丸裸のままとした。4月末にマルチをかけ、芽の部分に穴をあけてやるのだ。すると、作物は伸びるが、伸び始めた雑草はマルチ(黒いビニール)押さえつけられ日光を受けられず死ぬわけだ。
春耕のあとは、土は黒々として、雑草はなく、畑は見事にキレイだ。その写真をご覧いただこう。土に触れることの喜びを感じながらの、また見渡せば春・・・の自然を愛でながらの農作業である。20年も続けている週末農業の悦びが、まさにそれ。人は、自然を離れては善く生きられない。自然の中で土に触れ、風を受け、太陽に抱かれることで、人らしく生きられる。農作業は疲れないかって? いや十分疲れます。その筋肉痛は身体を動かした証拠。生きているってことですよ。 (4/5 文責宮崎)